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ニジside
よりによってイチジとかよ！！はぁぁぁぁあ最悪！！ウィンチさっき使ってみたけどなんだよアレ、扱いづれぇーー！何でだよ、まぁいい、ヨンジがへまさえしなければ俺はそれでいい
｢ーこの作戦でいいな？｣
｢私はレイジュとか、わかっ｣
ヨンジ！！！！お前何してんだよ！一人称ぐらい慣れてきたろーが！
｢私？ニジが珍しいな、ヨンジのが移ったのか｣
｢あーわりぃ、そうかもしんねーわ｣
｢一人称は移るものなのか…？｣
不思議に思ってるじゃん！イチジって意外と天然っぽいとこあるよな、普通に考えてほんとにニジか？とか言いそうなのに、こいつの場合違うんだよな、なんだよマジで…心臓に悪いわヨンジめ
｢まぁいい、レイジュ、何かあるか｣
｢特にないわよ、後でニジとヨンジは来てね｣
｢｢はい｣｣
レイジュ…まさか気づいたか？ヨンジのあのクソみてぇなヘマでよ…
俺たちはレイジュの部屋に行き、入る、毒味とかそーいうのマジで勘弁…
｢あなた達…スーツに着替えて技出してみてよ｣
｢は……｣
いやいやいや、マジで？まてまて、それだけはほんとに待って…
｢いいぜ｣
ヨンジ…貴様覚えてろよ…俺たちはそのあと着替えて技を繰り出してみるが案の定ヨンジは電撃出せないし、俺に限ってはこいつ(腕)が言う事聞かねぇ…
｢やっぱり入れ替わってるのね｣
｢やる必要あったか？｣
｢確認よ確認｣
｢と、とりあえず…これ…｣
｢おう、待ってろ｣
首にまとわりついていたものが取れ、やっと呼吸まともに出来る…んで…って話なんだよ！！スーツを交換しようにも俺の体は伸びねぇしヨンジは電気扱えねぇし！
｢これって1日寝てりゃ治る？｣
｢さぁ…治るといいわね｣
｢毒でもなんでもいい、この際｣
｢あら、ほんとに？｣
怖い顔をするレイジュを目の前にゾッとする、怖いんだよ。冗談抜きで…
｢まぁいいわ、ならこれ飲んでみなさいよあんたら｣
そうだして来たのは、酒の瓶に入ったどす黒い液体、これほんとに…飲めるの？
｢せーので飲んでね｣
｢お、おう｣
｢飲みたくねぇ……(小声｣
｢せーの｣
容赦ねぇこいつ！！当たり前だが俺たちは倒れた、それから何分経ったとか知らねぇけどとりあえず俺たちは元に戻った
｢おー戻ったーサンキューなレイジュ｣
｢ふふ、良かったわ、これで面倒なことを任せられるわ｣
｢ひでぇ…｣
俺たちはレイジュの部屋を出て俺はヨンジに怒った
｢てめぇマジで許さねぇ｣
｢ごめんなさい｣
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作者名：紅華(元→阿嘉月) | 作成日時：2020年6月15日 0時
