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パインside
*Aはジュモーク区出身でパインのお気に入りの直属の部下
あいつにクロウの監視任せたのちょっと気が引けるなぁ…まぁ後戻りは出来ないけど、今頃見つかってたりしたら面白そう、まぁそんなこと言ってると嫌な予感しかしないんだけどね、てか今日の会議って全員じゃなくて俺と…スペード長官とリーリウム長官だけなの?別に構わないんだけどさ、誰が司会するの?僕か?
「スペード長官、リーリウム長官、今日は…」
「特にこれといったものは無いが…覆面局員のコードネームについてだ」
「そうだね、コードネームを決めよう」
「コードネームか…」
そう言って考え始めるが一向に決まらない、鳥を象徴としている、それなのに猫や犬、魚の名前などでてきて一向に決まらない、悩んでいるとドアをノックする音が聞こえた
「入って構わないよ」
「失礼します!今朝ジュモーク区にて発砲事件がありまして…そこで数名の重症と1名の死亡が確認取れてまして…」
「何?死亡?」
「はい……」
そう言いながら重症者の人の名前を上げていく、そういえばジーン君はその日ジュモーク区の観察だったよな…もちろんだがそこにはクロウやAもいたんだろう、巻き込まれていなきゃいいんだが…
「死亡者は………Aさんです」
「え………」
「A君か……」
ふざけるな、ふざけるな、何故だ?なぜ亡くなった?確かにあいつは自分よりも人を優先する、だがしかし、ジュモーク区に銃を持っている人がいる時点で僕は驚いたが、あいつが亡くなったこと自体、僕の頭を真っ白にした、若くして亡くなったことに腹が立つ、住民を逃がしている最中に撃たれたというのが妥当、にしてもなぜ撃たれた?そいつはそこまでしてAを?そこで重症者が出るのもおかしい、やるのは誰でもよかった?そう言うことなのか?
「ジュモークに行ってくる」
「おや、気になるのかい?」
「亡くなっているなら話は別だ、僕の部下だからね」
俺はそういい、本部を出てジュモーク区に向かった、そしてジュモーク区についた、真っ先に病院へ、そこにはクロウとジーン君、ジュモーク区の監察課のリーダーと支部長がいた
「……」
「何も言わなくていい、話は聞いてる」
「パイン長官、これ」
「手紙か」
「はい」
僕は手紙を受け取り、読んだ、きれいな字だった、Aはよく字を適当に書く
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作者名:紅華(元→阿嘉月) | 作成日時:2020年6月15日 0時