Episode７４ ページ34
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何時以来だろうか。凄い視線を感じる。食べる手を止めて視線の持ち主を睨みつけた。
すぐさま逸らされる。なんだ、今の。よく分からんが、逸らされたし私の勝ちだな。
ふん、と鼻を鳴らしてまたフォークにパスタを巻き付けた。
暫くすると、また視線を感じた。睨み返すと逸らされる。
この行為が何度か続いた。何だって言うんだ。
「睨まれるだけで話しかけてこないの逆に不快なんだけど」
「そーか？ 静かで良いじゃねぇか」
「監督生もガン飛ばせ」
「やったら逸らされるんだよね」
「噂をすれば、あそこにオクタヴィネルのスリートップいるじゃん」
「ホントだ。ちょっと見てて」
「監督生が自らあの三人に近付いて行くな」
「うわ、ジェイド先輩めっちゃ挙動不審じゃん」
「あのジェイド先輩を退かすとは凄いぞ監督生！」
「……でもあれって前とは違う意味で監督生を意識してるって事じゃないのか？ 僕でも分かるぞ？」
「Aの恋愛偏差値マイナスなんだろ、しょーがねぇ末っ子だな」
「ただいま」
「おう、なんかアズール先輩に捕まってなかったか？」
「貴方の所為でジェイドが使い物になりませんどうにかしなさいって言われて知るかって言っといた」
「……なぁ監督生、多ぶんん！？！？」
「ばっか言うんじゃねぇよその方が面白いだろ」
「二人してなんだよ寂しいじゃんか」
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葵(プロフ) - よるさん» コメントありがとうございます！ ノリと勢いだけで書いてるので、そう言って貰えると嬉しいです^^ (2020年8月15日 16時) (
レス) id: f205b8954e (このIDを非表示/違反報告)
よる - とんとん拍子に進んでいくノリが好きですw (2020年8月12日 0時) (レス) id: 3f2ada3c1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twpf.jp/uranai_aoi
作成日時：2020年7月5日 21時
