【プロセカ】悪いのは全部俺

49話とお知らせ ページ50

〜not side〜

-駅-

司「遂にこの日が訪れたな！！」

一人の男が声を上げる。

寧「うるさい」

類「…すまない、何度もしつこいと思うのは重々承知でもう一度だけ聞かせて欲しい。本当にどれだけかかるか分からない。結果分からないかもしれない。それでも本当に来てくれるのかい？」

一人の男が不安げにそう問う。

司「勿論行くに決まっているだろう！」

類「そうかい…ありがとう」

司「それよりなんで寧々とえむがここにいるんだ！？」

女は呆れたように口を開く。

寧「見送りに来たの」

え「あたしも行きたかったけどこれは類くんと司くんにしか出来ないことだと思うからお留守番するよ！」

類「本当に3人には頭が上がらないよ」

男がそう言うともう一人の男が時刻を確認する。

司「そろそろ電車が来る頃だな。それじゃあ行くぞ類」

類「ああ、そうだね。それでは行くよ二人とも」

そう言って二人は背を向けその場を後にする。

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-リビング-

『俺家開けるから。』

そうポツリと口に出す。

母「急に何を言って…ッ！…そうね、学校も暫く休みだもの。帰ってくる時は連絡してねA」

男は返事などせず荷物を持ち家を後にする。

赤く染まった左手首と腕には包帯が巻きつけられそれを隠すかのようにオーバーサイズの服の袖を引っ張る。

そして一人の男が

『…今から会いにいくよ、湊人』

微笑んだ。

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【お知らせ】

ここまで読んでいただきありがとうございました。

お話が一杯になってしまいましたので続編へと参ります。

続編でもよろしくお願い致します。

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