46話 ページ47
類「聞こえてたのかい？」
そう思わず聞いてしまう
寧「まぁドア空いてたし。…もしかしてだけどA関係…？」
類「…あぁ。少し言い争い…ではないけれどそんな感じのことがあってね。そこでのAの発言にかなり引っかかるところが多くて考えていたんだよ。」
司「それで色々考えていたんだがふとAが以前俺のことをみなとと呼んでいたのを思い出してな。だが類と話していたんだが手掛かりらしきものがなくて難航してるんだ」
寧「なるほどね」
類「どこかで聞いたことがあるのだけれど中々思い出せなくてね。」
なんて寧々に話し、司くんと頭を悩ませていると寧々が最初に口を開く。
寧「みなとってAと仲良かった男の子の名前だよね。類も会ったことあるしそれじゃない？」
司「……な、なにぃ！？！？寧々お前知ってるのか！！」
寧々の言葉に僕と司くんは顔を見合わせる。
寧「知ってるも何もAとその子いつも一緒だったし…あ、だからかも」
類「……そう言えばよくAと一緒にいた男の子が居たね。……あ。」
寧々と僕はお互い何を思い浮かべたのか分かったのか司くんの方をじっと見つめる。
司「きゅ、急に俺のことを見てどうしたんだ？」
寧「似てるんだよ司」
司「似ている…？」
類「あぁ、その"みなと"って子に司くんは酷似しているんだよ。だからAは司くんに話しかけられる度に友人に似ている君が彼と重なり思わずそう呼んでしまうんじゃないかな？」
そう言うと司くんはなるほどなんて口に出す。
司「だがこれで次どうするかは決まったな！」
なんて言う司くんに寧々はどういうこと？と尋ねる
司「ここにAの事を詳しく知っている人が居ないならば仲の良かったその"みなと"という人に会いにいけばいいんだ！！」
類「なるほど…だがどう探すというんだい？高校生…いや、中学3年生の時から彼は見なくなったし引っ越したとかとなるとかなり不可能に近いよ？」
司「引っ越しとなればそうかもしれないがそうじゃない可能性だってあるからな！入院の事を考えるとだが、もしかしたらAはその少年と喧嘩別れをした可能性だってあり得るだろう。もし引っ越したのなら同級生達に聞いて回れば手掛かりは得られるはずだ！」
寧「ちょっとそれどれだけかかると思ってるの？ショーの練習だってあるんだし…」
司「うっ…確かにそうだがこのままAを放っておくわけには…」
類「…すまない、僕は暫く練習を休むことにするよ」
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甲殻類アレルギー - kNaeさん» コメントしてくださりありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいですッ頑張って更新してまいりますので何卒よろしくお願いいたしますッ (2022年11月12日 20時) (
レス) id: df7a45bd54 (このIDを非表示/違反報告)
kNae - 凄くいい！！続き待ってます！！ (2022年11月3日 22時) (レス) id: 8fd6d2801c (このIDを非表示/違反報告)
甲殻類アレルギー - 陽南さん» そう言っていただけて凄く嬉しいです！更新頻度バラバラですが、それでも応援してくださるとありがたいです！これからもよろしくお願いします！ (2022年10月24日 21時) (レス) id: df7a45bd54 (このIDを非表示/違反報告)
陽南(プロフ) - コメント失礼致します。好みの小説に出会えました。これからも続きを楽しみにしております、無理がない程度に頑張って下さい！ (2022年10月16日 12時) (レス) @page27 id: 14268cddd3 (このIDを非表示/違反報告)
甲殻類アレルギー - 冬雪さん» 今更ながらの返信お許しください、！自身の妄想を書き散らかしてるものにそう言っていただけで感極まりないです！！冬雪様のメッセージを糧に更新頑張っていきます！！これからも何卒よろしくお願い致します！ (2022年9月19日 14時) (レス) id: df7a45bd54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甲殻類アレルギー | 作成日時：2022年3月22日 1時
