30話 ページ31
『本当はこの時間、俺バイトだったんだよね。罪悪感と背徳感が凄いなぁ…』
まだ怠い体を無理矢理動かして準備をなんとか終えれば誰も居ない家を後にする。
起きれば机の上にフェニックスワンダーランドの入場チケットが一枚置いてあった。
そういえば貰ってなかったもんね。なんて思いながら体が怠いことに変わりは無いためバスを使い向かう。
-フェニックスワンダーランド-
『人多っ…て言うか久しぶりに来たなー、あの時は湊人も一緒に居たんだっけ…』
心が締め付けられる。もう湊人はいないって言うのになんでこうも考えちゃうんだろ
『えっと…ワンダーステージだっけ、従業員の人に聞いてみようかな…。』
なんて思っていると後ろから話しかけられる。
？「類くん！！早くステージに向かわないとショーが始まっちゃうよ！！」
『っ…え、、あ、あの…俺類じゃないんですけど…』
そう言って話しかけてきた女の子の方を向き答える。
？「え？…本当だ！！ごめんなさい！！類くんに凄く似てたから間違えちゃった…」
『あーいや、類と俺は双子だから間違えても仕方ないですよ。それよりあの…類とお知り合いなんですか？』
そう言ってピンクの髪をした少女にそういえば元気よく返される。
え「うん！！あたしの名前は鳳えむ！！類くんとは同じステージのキャストなんだ〜！それより類くんと双子なの！？凄い！！あたし双子初めて見た！！」
鳳ってあの、？ていうか類と同じステージのキャストって事はワンダーステージの場所も知ってるよね
『あ、俺の名前は神代Aです。別に凄くはないですよ。嫌なことばっかで…、それより俺ワンダーステージに行きたいんですけど教えてもらってもいいですか、？』
え「勿論！！あたしも丁度行こうとしてたんだー！嫌なことばっか？？」
『よかった…ありがとうございます。…うん、双子だと嫌でも比べられるんですよね。勉強も運動も全部。双子だから全部同じってわけじゃないのに馬鹿みたい。比べてなんの意味があるんだか…ってごめん。今のは聞かなかったことにしてもらえませんか？』
そう言って彼女を急かすように少しばかり早めに足を進める。
『あーあと、類達には俺がここに来たこと、鳳さんと会って話したこと、全部秘密にしてくださいね？』
え「Aくんがそうして欲しいならそうするよ！！でもなんで？家族が見に来てくれたら類くん喜ぶのに…」
『……観に来るなって言われてるんですよね。』
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甲殻類アレルギー - kNaeさん» コメントしてくださりありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいですッ頑張って更新してまいりますので何卒よろしくお願いいたしますッ (2022年11月12日 20時) (
レス) id: df7a45bd54 (このIDを非表示/違反報告)
kNae - 凄くいい！！続き待ってます！！ (2022年11月3日 22時) (レス) id: 8fd6d2801c (このIDを非表示/違反報告)
甲殻類アレルギー - 陽南さん» そう言っていただけて凄く嬉しいです！更新頻度バラバラですが、それでも応援してくださるとありがたいです！これからもよろしくお願いします！ (2022年10月24日 21時) (レス) id: df7a45bd54 (このIDを非表示/違反報告)
陽南(プロフ) - コメント失礼致します。好みの小説に出会えました。これからも続きを楽しみにしております、無理がない程度に頑張って下さい！ (2022年10月16日 12時) (レス) @page27 id: 14268cddd3 (このIDを非表示/違反報告)
甲殻類アレルギー - 冬雪さん» 今更ながらの返信お許しください、！自身の妄想を書き散らかしてるものにそう言っていただけで感極まりないです！！冬雪様のメッセージを糧に更新頑張っていきます！！これからも何卒よろしくお願い致します！ (2022年9月19日 14時) (レス) id: df7a45bd54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甲殻類アレルギー | 作成日時：2022年3月22日 1時
