□過去 ページ34
⚠暗めのお話なので閲覧は自己責任でお願いします
「はぁ……」
雄登「ゆず、話聞くよ？」
「那須くん…、」
これはグループが結成されてすぐの頃のお話。
(イメージは金指くん加入後の2017年頃です)
雄登「またあの先輩達に言われちゃったの？」
「だけじゃない」
「言われただけじゃなくて……」
彼女は言いにくそうに口を閉ざした。
雄登「うん、」
「その……」
周りを伺うようにして、誰もいないことを確かめる楪。
「……殴られたり、蹴られたりした」
雄登「……っ！」
今までは言葉で傷をつけられていただけだった。…だけ、なんて言ったらダメか。
でもまさか、暴力に走るとは。
「体とか顔に傷つけたり怪我させたら活動できないから、って」
ごめん、そう言いたくなるのをグっとこらえた。これは、初めて相談を受けたときに交わした約束の一つ。“那須くんに責任感じさせるのは余計に辛いから謝らないで”。
雄登「…そん時、周りには…」
「藤井くんだけ。他はあの先輩たちだけ」
藤井くんとは今はメンバーとして表向きは仲良くやっているが、裏では楪のことを相当嫌っている。
“女のくせに”“なんで楪がメンバーにいるの”
流石に直接言うことは無かったが、他のメンバーと接するときとの空気の違いを小学生ながらに気がついていたのだろう。
雄登「…そっか、もうさ…Aは我慢しなくていいよ」
「でも、」
雄登「よし、ジャニーさんとこ行くよ！」
「え、！？ダメダメ！だってあの先輩達、ファンも多いし…」
雄登「じゃあこのままでいいの？ダメでしょ？」
半ば強引に楪と一緒にジャニーさんの所まで行った。
ジャニーさんに話をした数週間後、その人たちの姿を稽古場や事務所で見ることは無かった。
彼らは全員退所していた。
俺はその後、ジャニーさんに呼び出された。
ジャニー「Aのことを守ってあげれるのはYOUだけだよ。YOUが守ってやんなきゃいけないんだよ」
後日、藤井くんから謝られたと聞いた。
それでも、楪と藤井くんが積極的に絡むことは無かったが、露骨に避けたり悪口は無くなった。
でも、問題はこれでは終わらなかった。
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しゅうか(プロフ) - ほなみさん» ありがとうございます！藤井くん検討しておきます！！ (2022年10月10日 9時) (
レス) id: 81d3bec9f9 (このIDを非表示/違反報告)
ほなみ(プロフ) - 更新お疲れ様です！藤井くんとのイチャイチャが大好きです！藤井くんとのくっつき希望です！応援歌しています！ (2022年10月10日 8時) (レス) @page20 id: 2fccf3d4f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結 | 作成日時：2022年9月22日 17時
