315:予想外の展開 ページ47
折角見えたと思った光の希望はこのデカブツのせいで閉ざされてしまった
焦凍と目が合ったと思ったのは私だけで、焦凍はこのデカブツを見ていたに過ぎず、私の事には気づいていなかった
いやなんで！？
少し視線ずらしたら私いるよ！？ここに！！
ましてやチビでもないんだから気づけよ馬鹿！！！
｢あっ、そんでなんの話でしたっけ！？｣
いや、お前が一方的だから話の道筋なんて知らねぇよ！
……なんて言えず
『あ、えっと…好きなプロヒーローの話じゃなかった……かな？』
お人好しか私は…
ここでテキトーに話を流して立ち去る方法なんていくらでもあったじゃん…
もう、焦凍は頼りにならないから早く誰か来て！！
と、心で祈っていると親友2人の姿が……！！
じろちゃん！！百ちゃん！！気づいて！私だよ！！
……って、あぁそうか
まずはそうだよね、ポインターとか諸々返却しなきゃだもんね、うんうん
｢緋龍さん！！｣
『はいぃい！』
急に手を鷲掴みして距離を詰めてくるもんだからびっくりするじゃん！
ただでさえ無駄に声でかくてうるさいのに…
｢俺、決めたっス！！｣
『え、あ、何が？？全く話の筋が見えないんだけど……』
まともに話をしていなかったのだから当たり前だ
｢緋龍さんのこと気に入っちゃったッスよ！だから俺と付き合ってくれませんか！！？｣
しばしの沈黙のあと
『はぇ…？』
私の間抜け声が通る
いや、いやいやいやいや待てよ！！
なんでそんな話になるわけ！？！
流石にこれには百ちゃん、じろちゃんも気づいてくれた
金魚のように呼吸するのがていいっぱいの私にはSOS出す気力はもうない
｢どうっすか緋龍さん！！｣
お願いだからこれ以上距離を詰めてこないで…
｢おい、てめェ 手離せや｣
全身の酸素濃度が低下し今にも倒れそうになった時、私の肩を支えて手を振り払ってくれたのは勝己だった
｢アンタ雄英の爆豪ッスね！！俺アンタの戦闘も熱くて好きッス！！ただ、今俺は緋龍さんと話してたんスよ？｣
…この人見境なしに好き好きいうのかな
｢るせェ！人のモンに手ぇだすなんざ100年早ぇんだよ！！｣
粗暴な態度、言葉に安心しちゃう私ももう勝己に毒されてるのかな…
でもやっぱり私の事一番考えて、分かってくれてるのは勝己なんだよなぁ
今もあの人から離れたら、いい加減あれぐらいでビビってんじゃねぇって怒ってくれる
それが私はたまらなく嬉しいんだ
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紅緋(プロフ) - 白ちゃんさん» お返事遅くなってしまってすみません！！ひぇぇ、かっちゃんだけでなく緋龍ちゃんまで愛して下さるなんて嬉しすぎです(> <)コメントありがとうございました！ (2018年5月6日 14時) (
レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
白ちゃん - もうこの話の緋龍さんとかっちゃんが愛しすぎて苦しいです（笑）！応援してます！更新頑張ってください！！ (2018年5月4日 22時) (レス) id: a5c2574b45 (このIDを非表示/違反報告)
紅緋(プロフ) - はるにゃーさん» まさにその通りです！笑正直言って名前が全然思いつかなくて… 姿かたちは好きに想像してください！笑私とてまるっきり真似をしたい訳では無いので笑コメントありがとうございました！(多分あってると思いますよ！) (2018年2月19日 20時) (レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
はるにゃー(プロフ) - ...FAIRYＴＡＩＬですね...（英語あってるかわからぬ...） (2018年2月19日 17時) (レス) id: a8130d6d57 (このIDを非表示/違反報告)
紅緋(プロフ) - 小鳥遊 るる @優男さん» お返事遅くなってしまってすみません！ドキドキハラハラ…！今後の展開のご期待に添えるがわかりませんが精一杯書かせてもらいます！ありがとうございました(*^^*) (2018年2月12日 2時) (レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅緋 | 作成日時：2018年2月8日 16時
