310:仮免第一次試験 ページ42
3週間後…
私がぶっ倒れたあの日から監視という意味でも更にべったりと私にくっつくようになった勝己
……そういうの過保護って言うんだよ？？
元々蛋白だったのに急にデレたかの急変ぶり
いや実際そうしたくても恥ずかしくて出来なかったのに
『だとしても試験まで一緒に来なくたっていいでしょ…』
｢うっせ｣
ここは多古場つまり仮免試験会場であり第一試験が始まる少し前
最初は学校ごとに固まっていたものの、私としては自分の実力を知るためにも一人で戦いたかったのだけど…
『ほんと、なんでこっちにきたわけ…』
｢しるかっ｣
そう言いながらそっぽ向いた勝己
いや、本人わからないってなにごと？
｢まぁ、爆豪のコレはただの照れ隠しだから気にすんなA｣
え？照れ隠しってどういうこと？？
｢アホ面ァ…死 ぬ覚悟はできてんだろうなぁ？｣
｢ウェ…｣
全く意味が分からない
何を照れて私に隠そうとしているのか
ボケッと考え事していた時、
｢ごめんなさいねお姉さん、そこ通して〜｣
『あ、すみません』
私と勝己の間をわざわざ通っていった男の人を筆頭にぞろぞろと沢山の人がそこを歩き出して、気づいた時には分断されてしまっていた
まぁ、正直私からしたら好都合だったんだけどさ
ていうか、絶対あの筆頭の男は私か勝己に何か恨みやら妬みやら感じてたな？
こんなんでイジメだと思ってたら大間違いだ
さてさて、カウントも始まっちゃったしやるっきゃないでしょ
平然を装ってるつもりでもチラチラと目線がウザい
一発目、どこに攻撃の刃が刺さるのか安易にわかる
STARTと言われた同時に上空に回避する
『さて…この人数どうしたものか』
ただ数が多いだけならまだいいにしろ、ここにいる殆どが私より年上
つまり場数を踏んでる数が違う
加えて相手の個性を知らないというアドバンテージが私にはない
私は相手の個性を知らないのに、相手は私の個性を知ってる
理不尽と一言言ってしまえばそうなのだが私はそうは思わない
逆境の中でこそ得られるものがあり成長できる
『やってやろうじゃないの』
久々に全身の血が沸き立ってるのがわかる
ああ、私今純粋にこの状況を楽しんでる
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紅緋(プロフ) - 白ちゃんさん» お返事遅くなってしまってすみません！！ひぇぇ、かっちゃんだけでなく緋龍ちゃんまで愛して下さるなんて嬉しすぎです(> <)コメントありがとうございました！ (2018年5月6日 14時) (
レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
白ちゃん - もうこの話の緋龍さんとかっちゃんが愛しすぎて苦しいです（笑）！応援してます！更新頑張ってください！！ (2018年5月4日 22時) (レス) id: a5c2574b45 (このIDを非表示/違反報告)
紅緋(プロフ) - はるにゃーさん» まさにその通りです！笑正直言って名前が全然思いつかなくて… 姿かたちは好きに想像してください！笑私とてまるっきり真似をしたい訳では無いので笑コメントありがとうございました！(多分あってると思いますよ！) (2018年2月19日 20時) (レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
はるにゃー(プロフ) - ...FAIRYＴＡＩＬですね...（英語あってるかわからぬ...） (2018年2月19日 17時) (レス) id: a8130d6d57 (このIDを非表示/違反報告)
紅緋(プロフ) - 小鳥遊 るる @優男さん» お返事遅くなってしまってすみません！ドキドキハラハラ…！今後の展開のご期待に添えるがわかりませんが精一杯書かせてもらいます！ありがとうございました(*^^*) (2018年2月12日 2時) (レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅緋 | 作成日時：2018年2月8日 16時
