302:緑谷くんはいじりやすい ページ32
まぁ、とりあえず今回峰田くんがいなかっただけでまだマシか
『これに懲りたらもうこんな事企まないことだな』
｢うェ…ウェ〜イ……｣
アホ鳴だ
じろちゃんが喜びそうだ
さてと、なんだかんだいってもうすぐ緑谷くんとの約束の時間が近い
勝己のおかげで少し身体が軽くなった気がする
あとひと踏ん張り頑張りますか
｢どこ行くんだ｣
歩を進めようとした時腕を掴まれ静止させられる
なんでこんなに目がギラギラしてるのこの子…
そんなんで緑谷くんのところへ行くと言ったらブチ切れ確定案件では？？
『緑谷くんのところ』
｢はァ！？ンでデクのとこなんかに行く必要があんだよ！！？｣
『いや、いつもの約束だから仕方ないじゃん』
そう言うと舌打ち一つして目線を外す
相澤先生直のご指令であるからにして勝己も強く怒れない
分かりずらい人のために解説すると、構ってくれなくて寂しい犬状態だ
あの勝己が唯一しおらしい姿を見せるなかなかのレアもの
だとしても約束を破るなんて絶対に嫌だ
『…じゃあいつもの場所で』
｢わかった｣
よし、勝己のことは３人に任せておけばいいだろう
その場から離れた数十秒後後方で爆破音が聞こえたのは気のせいだと思う
＿＿
『緑谷くん！硬い！！もっとこう身体をしなやかに動かして！』
｢しなやかにって具体的どう！？｣
『鞭を振るう感じ』
｢鞭ィィ！？！｣
ここ何日間緑谷くんを見ててわかった
なんでも見たりやってみればできちゃう天才肌の勝己と対照的に緑谷くんは何度とない往復練習で確実に実力を詰めていくタイプだ
元の頭がいいだけあって理解は早いのはいい事
いくつものパターンを一瞬で考えられることは、これからも必要とされる要素だろう
ただ、その回転力に身体がおっつけばもっと良くなりそうだ
『よし、じゃあ今日はこの辺にしておこうか！』
｢あ、うん！緋龍さんいつも僕なんかに付き合ってくれてありがとう｣
僕
その言葉にちょっとイラついたのでほっぺをむにぃっと引っ張る
おお、もちもち〜伸びる伸びる笑
｢ひ、ひふうひゃん！？｣
『今度そんなこと言ったらデコピンだからね』
自分でも理不尽ではあると自覚してるが、いじりやすい緑谷くんが悪い
『さっさと風呂入って寝るぞー！』
｢(自由奔放…)｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 207人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅緋(プロフ) - 白ちゃんさん» お返事遅くなってしまってすみません！！ひぇぇ、かっちゃんだけでなく緋龍ちゃんまで愛して下さるなんて嬉しすぎです(> <)コメントありがとうございました！ (2018年5月6日 14時) (
レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
白ちゃん - もうこの話の緋龍さんとかっちゃんが愛しすぎて苦しいです（笑）！応援してます！更新頑張ってください！！ (2018年5月4日 22時) (レス) id: a5c2574b45 (このIDを非表示/違反報告)
紅緋(プロフ) - はるにゃーさん» まさにその通りです！笑正直言って名前が全然思いつかなくて… 姿かたちは好きに想像してください！笑私とてまるっきり真似をしたい訳では無いので笑コメントありがとうございました！(多分あってると思いますよ！) (2018年2月19日 20時) (レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
はるにゃー(プロフ) - ...FAIRYＴＡＩＬですね...（英語あってるかわからぬ...） (2018年2月19日 17時) (レス) id: a8130d6d57 (このIDを非表示/違反報告)
紅緋(プロフ) - 小鳥遊 るる @優男さん» お返事遅くなってしまってすみません！ドキドキハラハラ…！今後の展開のご期待に添えるがわかりませんが精一杯書かせてもらいます！ありがとうございました(*^^*) (2018年2月12日 2時) (レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅緋 | 作成日時：2018年2月8日 16時
