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え、待って待って
そういう意味で捉えていいんか、って
え？え？？！？(混乱)
当時の私でもわかるようにお師匠が1番最初に背中に乗せる者は自分の大切な人だと教えられていた
私がある程度物事を理解できるようになった時、その大切な人とはどんな風に大切な人なのか、それはお師匠でもいいのかと尋ねた
ただ、私にはそのような人なんていなかったし出来るとも思わなかった
もしいたとしても意味なんて教えなきゃ分からない
だから私だけの秘密にしておこうと、勝己にあんなふうに言ったのに…
誰だって一番を貰えれば喜ぶだろうから勝己もそう捉えてくれると考えていたのに…
考えられるのはお師匠に吹き込まれたとしか思いつかない
顔に熱が集まってくるのがわかる
『…意味って？』
分かっていたとしても一応聞いておこう
｢あ？俺と“添い遂げたい”って思ってんだろ？｣
皮の厚い勝己特有の香りがする掌で下顎を撫でられる
……墓穴掘った
ワルそうにニヤついているものの嬉しさは隠しきれていない
まぁ、嘘ついてるわけでも無ければ悪い気もしないしいいか
まったくお師匠はとんでもない置き土産を置いていったものだ
『もう日も暮れたし帰ろ？』
｢まだこのままでもいいけどな？｣
『もう！冗談はやめて！振り落とすよ！？』
流石にイラッと来たので勝己をそのままにして急降下し始める
『せいぜいちゃんと掴まってろよ！』
｢ハッ、誰に言っとんだアホが！｣
頬をきる風が体の熱を奪っていく
蒸し暑いこの夏シーズンには気持ちよすぎるぐらいのいい風だ
地上が見え始めたのでだんだんとスピードを落とす
地上５mあたりで勝己が飛び降りたから私も個性を解除し始めようやく地に足をつく
『おっ、と』
フラついたついでに勝己に寄りかかる
｢おい｣
『ははっ、疲れた〜』
怒り口調なくせしてちゃんと支えてくれるあたりほんと優しさ感じるなぁ
流石に飛びすぎたかな
お腹減った〜
｢身体縮んでねぇのな｣
『そうだね ガルグイユがいなくなって負担が無くなったから』
私の身の下は量に入る前、勝己の家でお世話になっていた時に全部話した
案外すんなりと納得していて逆にこっちが驚かされた
｢っ、悪い｣
『何が？別に気にしなくていいよ もうね前しか見ないって決めたから』
気にかけてくれた勝己の頭を撫で付ける
ちゃんと３人とも私の中で生きてる
それだけで大丈夫、自分の足で立って歩いていくよ
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紅緋(プロフ) - 白ちゃんさん» お返事遅くなってしまってすみません！！ひぇぇ、かっちゃんだけでなく緋龍ちゃんまで愛して下さるなんて嬉しすぎです(> <)コメントありがとうございました！ (2018年5月6日 14時) (
レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
白ちゃん - もうこの話の緋龍さんとかっちゃんが愛しすぎて苦しいです（笑）！応援してます！更新頑張ってください！！ (2018年5月4日 22時) (レス) id: a5c2574b45 (このIDを非表示/違反報告)
紅緋(プロフ) - はるにゃーさん» まさにその通りです！笑正直言って名前が全然思いつかなくて… 姿かたちは好きに想像してください！笑私とてまるっきり真似をしたい訳では無いので笑コメントありがとうございました！(多分あってると思いますよ！) (2018年2月19日 20時) (レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
はるにゃー(プロフ) - ...FAIRYＴＡＩＬですね...（英語あってるかわからぬ...） (2018年2月19日 17時) (レス) id: a8130d6d57 (このIDを非表示/違反報告)
紅緋(プロフ) - 小鳥遊 るる @優男さん» お返事遅くなってしまってすみません！ドキドキハラハラ…！今後の展開のご期待に添えるがわかりませんが精一杯書かせてもらいます！ありがとうございました(*^^*) (2018年2月12日 2時) (レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅緋 | 作成日時：2018年2月8日 16時
