278:助けを乞う ページ8
何処から来てどこへ流れ出ているのか
そんなの誰にもわからないだろう
『(わかるはずもない 我らにしか視れず視られる範囲もその者の力量によって異なる)』
って、そんなのんびり解説してる場合じゃないでしょ！？
お師匠もオールマイトも息切れしてるってのに奴は涼しい顔して笑ってる
寧ろこんなところで無防備の私を無視している方がおかしいくらいに
『(いいから集中せい)』
そう言われて意識を戻す
『(よいか この龍脈を、利用して奴とアイツの距離が離れた時が好機 この一瞬を逃すでないぞ)』
実際体の支配権を握っているのはガルグイユであるが私がいくらでも拒否をすれば身体の自由は効きにくくなる
逆に力添えするように行動に対して好意的であればあるほど引き出される力は大きくなる
シンクロ率、共鳴、なんていうものと同じだ
相変わらず激しい戦闘を催している三つの影
マスメディアが集まってきてしまった今、目立つような援護をしてはいくら交戦許可が解けてないからと言ってあまり良くは思われないだろうし、相澤先生に余計な迷惑がかかる
かといって中途半端な攻撃では利用されかねない
力加減も、攻撃方法も制限されてるなんて難しい……
オールマイトとお師匠が全力でぶつかってもそれ以上に個性の使い方が絶妙に上手すぎてそう簡単に倒れてくれない
個性の複合をたった一人で複数人の個性を扱い行うなんてチートもいいところだ
｢冷却×空気圧縮×暴発｣
｢ドロップオブファイア｣
体育祭の焦凍と緑谷くんの試合の時のような爆発が起き、辺りが砂埃にまみれ視界が悪くなる
今、この時が最高機！
『ハイニードル』
地面から突き出す先の鋭い鋭い水の円柱はまるで針地獄のよう
こんな量の水量今まで扱えた事がない
もちろん、私自身の力ではなくガルグイユのである
私は炎なら手足指先のように感覚までなんとなくならわかるが、水はそうともいかない
さっきから音沙汰無い
や、やったの……？
『(いや、感覚はあるものの致命傷とまで行かぬだろう)』
と、同時にカクンと落ちる膝
もう立っているのもやっとって…まだ時間はあるはずだよね！？
『(思ったよりガタが来ていたっぽいな…っ、)』
だんだんと自らの身体に浸透していく意識
ちょっと！！？ガルグイユ！！しっかりして！！
軽くパニック状態になっていた時、
｢お姉、ちゃん……｣
積み重なった瓦礫の隙間から助けて、と今にも意識がトんでしまいそうな少年が必死に手を伸ばしていた
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紅緋(プロフ) - 白ちゃんさん» お返事遅くなってしまってすみません！！ひぇぇ、かっちゃんだけでなく緋龍ちゃんまで愛して下さるなんて嬉しすぎです(> <)コメントありがとうございました！ (2018年5月6日 14時) (
レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
白ちゃん - もうこの話の緋龍さんとかっちゃんが愛しすぎて苦しいです（笑）！応援してます！更新頑張ってください！！ (2018年5月4日 22時) (レス) id: a5c2574b45 (このIDを非表示/違反報告)
紅緋(プロフ) - はるにゃーさん» まさにその通りです！笑正直言って名前が全然思いつかなくて… 姿かたちは好きに想像してください！笑私とてまるっきり真似をしたい訳では無いので笑コメントありがとうございました！(多分あってると思いますよ！) (2018年2月19日 20時) (レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
はるにゃー(プロフ) - ...FAIRYＴＡＩＬですね...（英語あってるかわからぬ...） (2018年2月19日 17時) (レス) id: a8130d6d57 (このIDを非表示/違反報告)
紅緋(プロフ) - 小鳥遊 るる @優男さん» お返事遅くなってしまってすみません！ドキドキハラハラ…！今後の展開のご期待に添えるがわかりませんが精一杯書かせてもらいます！ありがとうございました(*^^*) (2018年2月12日 2時) (レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅緋 | 作成日時：2018年2月8日 16時
