62:決心 ページ17
「それとよ…」
いきなり階段の影から現れた勝己くん
内心バックバックだよ
脅かさないでくれ…
「お前ェ、ＬＩＭＥ見とけ」
『へ？なんで？』
「…みりゃわかる。」
うーん。そもそもスマホ自体使い慣れてないんだよなぁ
まぁ、勝己くんは無意味なことをいう人じゃないし、後でちゃんと見ておこう
＿＿＿＿＿
それから勝己くんのお母さんの手料理をお腹いっぱい満喫した私は一日ぶりに帰宅した
帰り際の勝己くんの一言
【あんまり1人で抱え込むんじゃねーぞ】
何を思ってそう言ったのかはわからない
けれど、私にとってその言葉はとても嬉しかった
ただ俺に頼れとか言わないあたり勝己くんらしいんだけどね
まったく、今日の君は優しすぎて逆にちょっと気持ち悪いぐらいだよ
こんなこといったら怒られるんだろうけどね
とりあえず私は勝己くんに言われたとおりＬＩＭＥを開いてみることにする
んー、何があるんだってか…
バックの横ポケットからスマホを取り出して通知欄を見る
『！！？』
そこには何十というものの通知が溜まっていた
それも全部クラスのみんなからのメッセージで…
『な、にこれ……』
それ全部私に対する心配してのメッセージだった
その一つ一つは私の心に染みてくる
『ふーっ…。』
深く深呼吸をして決心する
いつまでも過去を引きずっていちゃかっこ悪いしね
＿＿＿＿＿
気づいたらhit数が200超えてました！！
ありがとうございます！！
お気に入り、評価もありがとうございます！
引き続きこの作品をよろしくお願いします
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紅緋(プロフ) - 安曇さん» うわっ、ほんとですね……訂正しました！ご指摘ありがとうございます^^* (2017年11月24日 7時) (
レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
安曇 - 体重がおかしいよ (2017年11月23日 20時) (レス) id: 834067e9d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅緋 | 作成日時：2017年7月31日 14時
