【ヒロアカ】紅い龍[爆豪勝己]

45:おいおい嘘だろ2人とも ページ48

目的がなんなのか気になるところだが、ここはさっさと避難した方が得策だろう


｢先生は！？一人で戦うんですか！？｣

反抗する緑谷くん


いやいや、相澤先生もプロヒーローだよ
君が一番知ってる事じゃないか

｢イレイザーヘッドの戦闘スタイルは敵の個性を消してからの捕縛だ。正面戦闘は……｣


なるほどね
知ってるからこそ、か


｢一芸だけじゃヒーローは務まらん｣


そう言った相澤先生の言葉


胸に突き刺さるほど納得のいくものだ





｢13号！任せたぞ！！｣


そう一言残し相澤先生は１人正面切って行ってしまった


先生が敵(ヴィラン)の足止めしているうちに避難しなければ！


しかし、そう簡単に逃がしてもらえるほど現実は甘くないようだ


霧のようなやつが目の前に現れて私たちの逃げ場を塞ぐ



｢初めまして。我々は敵(ヴィラン)連合。せんえつながら…この度ヒーローの巣窟雄英高校に入らせて頂いたのは平和の象徴オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして｣




敵(ヴィラン)の目的発覚


ツラツラと言葉を並べるモヤ野郎に少々イラつきながら戦闘態勢を整えておく


こりゃ一筋縄で逃げさせてくれなさそうな雰囲気だ



…と、その時私を横切る影が2つ


え！？横切る！？


BOOOOM！！


SKLIT！


あちゃー、マジですか




｢その前に俺たちにやられることは考えてなかったか！？｣



切島くん、勝己くん

君ら脳筋なのかなぁ…


正面切って突っ込むって


すると散ったはずのモヤが再び集結し始め


｢ダメだ！どきなさい二人とも！｣



13号先生がそう叫んだが、時すでに遅し


｢散らして嫐り殺す！｣


モヤが私たちを覆い尽くす

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