【ヒロアカ】紅い龍[爆豪勝己]

40:キャッキャッウフフしたい ページ43

委員長騒動もおさまりやっとお昼



『……で、なんで私はこのメンバーでいるのかな？』

｢まあまあそんなこと言うなよ緋龍〜｣


折角百ちゃんとじろちゃんと食堂でお昼〜と思っていたのに私の周りにいるのは切島くん、上鳴くん、瀬呂くん、そして勝己くん


そもそも問題は勝己くんにある


強引に腕を引っ張って連れてこられたのだから


『はぁー……』

｢そっ、そんな気を落とすなって緋龍〜｣

｢んだてめェ、なんか文句あんのか？！｣

｢爆豪もそういうのやめろって！｣


目の前にいる勝己くんホントうるさい…

黙ってればかっこいいと思うんだけど……口悪い(コレ)だし



トレーをテーブルに置きながらそんなことを思う

んー、なんっか引っかかることもあったんだけど…なんだったけ？？


｢ったくよー、緋龍悪ィな？八百万とかと約束してたんだろ？｣

｢耳郎のやつもなんか言ってたしな〜｣


『そういや上鳴くん、確かじろちゃんの隣の席だったもんね』


｢おう！そうだぜ！なんか最近のA付き合い悪いって悪態ついてたぜ｣


うぅ……

私だって野郎とご飯食べるより女子とキャッキャッしてたいよ…


まあ、今日のところは致し方ないけど…


ズルッとまたラーメンを啜る

んー、ここのご飯は何食べても美味しいよね〜
いっそのこと毎食ここで食べたいくらい


なにやら視線が刺さるぞ

『ちょ、みんなして私のこと見つめてなんなの…』

｢いや、緋龍って美味そうに飯食うなって思って｣


そう言う切島くんにうんうんと同意する３人


エッ！？３人！？
勝己くん、きみまで！？


『そうかな…普通だとおもうんだけどな〜』


そう言いまた食べ始める

うんま〜


｢(周りに花畑がみえるんだよな〜)｣

｢(これで無自覚かよ！！)｣


あっ、そうだ。アレだ。


『切島くんも瀬呂くんも上鳴くんも緋龍って呼びにくいでしょ？だからさAって呼んでよ』


｢は、え？でもよぉ〜｣

｢んなー？｣

｢あ、え、なんで俺を見るよ！？｣

よくわからないけど視線を泳がせる３人

対してなんか機嫌悪そうな人1人
んー、無視無視

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