【ヒロアカ】紅い龍[爆豪勝己]

20:私はストーブじゃないぞ ページ23

さっきちゃんと、話聞いてなかったけど焦凍はヒーローチームか〜

うーん…


さっきはあんなこと言ってたけど、だいたいやろうとしてることは予想ついちゃうな


まぁ、だとしたら…


それよりも1人になっちゃった
辺りを見回すとちょうど近くに梅雨ちゃんが！


『梅雨ちゃん』

｢ケロッ。なにかしらAちゃん｣

『隣で見てもいいかな？』

｢もちろんいいわよ、一緒に見ましょ｣

ニコッと笑って快く受け入れてくれた

梅雨ちゃんお誘い作戦成功！
ふぅー、やったぜ！


｢そんじゃ！準備出来たね？第2戦目開始！｣



開始早々に氷結を使う焦凍

ほらね？やっぱりそうき……た？


確かに予測はしてたけど、その規模は私の想像をはるかに超えていた


まわりのみんな寒さにガタガタ震えている


が、正直私には関係ない


だってこう見えて炎を操る炎龍だからね！


｢ケロッ。Aちゃんの周り暖かくてちっとも寒くないわ｣

その梅雨ちゃんの一言を聞き逃さなかった

刹那、私を中心にみんなが群がる

まって、オールマイトも地味に寄ってきてるし笑笑

『私で暖をとるなよ……』


ボソッと呟いた言葉は誰の耳にも届かず空に消えていった


｢(きっとAちゃんはわたしのこと気遣ってくれたのね。)｣


梅雨ちゃんがケロケロッと微笑んでいたなんて私は知る由もない

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