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12:いきなり何!? ページ14

教室に戻るとクラスのみんなに一斉に取り囲まれた

「ひっ、緋龍さん大丈夫だったん!?」

「緋龍くん!いきなり窓から飛び出すなんて危ないじゃないか!」

「あの高さから降りて無傷かよ!?」


ヒィ…
めちゃくちゃ怖い

ツンツン頭君とは違う怖さ

「皆さん!いきなり質問攻めしてはAさんが困ってしまいますわ!」

1人でシドロモドロしていたら百ちゃんが助けてくれた

まじでこの子いい子だぁ

「それとAさん!」

振り返って私のことを、指差す百ちゃん
待って、私何言われるの…
百ちゃん怖いよぉ…

「あんな危ないことはもうしないと言ってください!私心配でしたのよ。私だけでなくきっと皆さんも」


そう言う百ちゃん

それに反応してコクコクと首を上下に振るみんな



他人に心配などされたことなんて覚えている限り今まで1度もない

びっくりしすぎてその場で腰を抜かしてしまった


「緋龍さん大丈夫!?」


茶髪の女の子が手を差し出してくれる


こんな私に気をつかってくれるなんて…


『大丈夫、ありがと。えっと…?』


女の子の手を借り立ち上がりながら思う

そういや私、百ちゃん以外のクラスの人の名前知らないや

名前がわからずに困っていたら

「あっ!私は麗日お茶子!お茶子でいいよ!宜しくね、緋龍さん!」

「俺は飯田天哉だ!」

「俺は切島鋭児郎!」

みんなが私を囲んでの自己紹介大会になっていて…


クラスの暖かさに包まれて終わった昼休みだった


私の心もまたホカホカしていた
この暖かさにずっと浸っていたいと思う

どうしていきなりこんなことになったのかなんてわからないけれど…


それでも私の容姿に対して何も言わなかったみんななら…


なんて思うが私の中では容易に済ませられるほどの案件ではないのだ

13:オールマイト!!→←11:昔のお前は...



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紅緋(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます〜!!ぜひゆっくりマイペースで読んでください〜 長いし話が細々としすぎてるので注意です笑 (2018年2月17日 2時) (レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - こんにちは!先日はあがとうございました!冬柳改め桜です!良かったです!なんで今まで読まなかったのだろう!!長身コミュ障主人公美味しいです( ˇωˇ )頑張って読んで追いつきますね!!! (2018年2月16日 16時) (レス) id: ed679bc132 (このIDを非表示/違反報告)
紅緋(プロフ) - ルキさん» 耳がいいというのは音の聞き分けが凄いのもあるんですが、私としては感度が常人より優れているため音量や高低さの聞こえ具合が人とは違うと考えていたもので… ですが確かにその表現だと少しおかしいですね(汗) 訂正しておきます ありがとうございます! (2017年12月12日 19時) (レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - セキュリティが突破されたってところで気になったんですが生憎私は耳がいいんだ! 痛いわアホ!鼓膜が破ける!!と有りますが、耳がいいって言うのはそれほど音が大きく聞こえるって言うわけではなく、音の聞き分けがすげぇってことでは? (2017年12月12日 18時) (レス) id: 67747d78f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅緋 | 作成日時:2017年7月17日 10時

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