【ヒロアカ】紅い龍[爆豪勝己]

10:衝撃の事実 ページ12

八百万side


午前の授業が終わりやっとお昼というお時間

シェフの方々が作ってくれたお弁当であるのだけれども流石にこの量を1人では食べきれない


そう思ってAさんを誘おうとする

｢Aさん！一緒にお昼などどうでしょうか？｣

そう聞いたのだけれども応答はなし。

どうしたのでしょうか？
Aさんは無視などするような人ではないと思いますんですけど…

と、1人で瞑想していたらAさんがいきなり窓から外へ！


｢ウッソだろ！？ここ5階だぜ！？｣

私も心配していましたが、それも感じさせずに颯爽とどこかへと走り去ってしまうAさん


本当にどうしたのというのでしょうか


｢なっ、なんだか緋龍さん授業中具合悪そうだったよね…｣

そんな声も聞こえてくる

私貴方のことが本当に心配ですのよ


｢それに話しかけたいけどちょっと怖い感じあるんよね…｣


……。


｢そんなことはありませんわ！｣


思い切って自分から行動する


きっとAさんは勘違いされるようなタイプなんですわ

あんなにいい人なのにこう言われてしまうのはなんだか悔しいのですわ！

だから私から説明してさしあげればきっと……！


｢アイツはお前らが思うほど怖いやつじゃないぞ？｣


クラス全員がバッと声の主の方を振り向く


轟さん…



｢どうしてそんなこと知ってんだよ、轟ー？｣




｢あぁ、だってアイツと俺は幼馴染みだからな｣



黙々と目の前のお弁当を食べながら平然と事を伝える



一瞬の沈黙



｢｢｢えええええ！！？！？｣｣｣




さすがの私も叫んでしまいましたわ

11:昔のお前は...→←9:窓からのワンチャンダイブ←

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す