えぴそーど １１ ページ11
「憧れの先輩ってどんな人？」
Aの好きな男がどんなヤツなのか興味ある。
「そうだな…優しいし―――」
それは基本だな。
「それから可愛くて―――」
おっ！オレ、世間ではカッコカワイイって言われてるらしいぞ！違うか…
「背が高くて―――」
女ってのは、なんでこうも背が高い男が好きなのかねぇ…？チェッ！
「スタイル良くて―――」
オレ、筋肉スゲェぞ！――――――光史には負けるけど…
「そんで、ユーモアもあって―――」
ユーモアって？蒲団が吹っ飛んだ―――これも違うか…
「一番凄いのは肌が綺麗なとこなんだ！化粧落としても肌ツヤツヤでピカピ
カでカワイイんだよ！！スゲェ羨ましい…」
化粧？―――落としても…？
えっ？なんだ！？
憧れの先輩って、もしかして――――――
「ダメだよ！先輩、彼氏いるから！！」
オレが食い入るように話を聞いてたせいなのかAはそう言い放った。
「そうなんだ…残念！」
口では先輩に彼氏がいる事を悔やんでるように言って見せたが心は違う事
を考えていた。
Aの憧れの先輩が女で良かった…
ビックリしたのとホッとしたのと複雑な思いが交差して自分の気持ちがイ
マイチ把握できていない。
その笑顔に惹かれている。
その瞳に段々、溺れて行く。
【好き】―――たった、ふた文字の言葉。
Aはいつの間にオレの心の中に、このふた文字の種を蒔いていったの
だろう？
聞いてみたい…
Aに好きな男はいるのだろうか？
「先輩に彼氏いるのは分かったけどAは彼氏いないの？」
口から心臓が飛び出しそうなくらいドキドキしていた。
「はぁ？いたらこんなとこで、毎晩ひとりでご飯食べたりしないだろ？」
「ゴメン…聞いて悪かったな…」
第一関門通過。
「好きなヤツは？」
「いない！これからもずっと、永遠に好きな男なんていらない！」
怖くて、悲しそうな瞳。
Aは何故そんな事を言ったんだろう？
Aの過去に何かあったのだろうか？
知りたい。
もっと、もっと、Aのことを知りたい。
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サクラ(プロフ) - ゆままさん» こんばんは！泣いたんですか？嬉しいお言葉ありがとうございます。＾＾ここで学んだことを活かしてこれからも頑張ろうと思います！コメントありがとうございました。 (2012年9月21日 23時) (
レス) id: 4077e31fe6 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - ミノ。さん» どうもありがとうございました！＾＾ (2012年9月20日 21時) (レス) id: 4077e31fe6 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 瀬乃さん» 無事、完結することが出来ました。ありがとうございました！＾＾ (2012年9月19日 17時) (レス) id: d5274d1ab7 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 由羅さん» ありがとうございます！ (2012年9月19日 17時) (レス) id: d5274d1ab7 (このIDを非表示/違反報告)
瀬乃(プロフ) - 完結おめでとうございます。また頑張ってください！＾＾楽しみにしてます♪ (2012年9月19日 10時) (レス) id: 8745a292c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラ | 作者ホームページ：http://massugu1211udream.web.fc2.com/u-enter.html
作成日時：2012年9月1日 17時
