お願いだから元に戻ってくれ【轟焦凍】 (ページ5)

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「おいコラ待ちやがれェェェェェ！！！！」

「うわ怖っ」

今はヒーロー基礎学。
クジでペアを決め、ヒーロー側と敵側に別れてケイドロを行なっている最中だ。これかなり地獄。

私は何の因縁か、轟とペアになってしまいヒーロー側は爆豪と峰田という最悪の組み合わせ。二人ともそれぞれ違う意味で怖いわ。

「A、準備できたか」

「おけ」

轟がタイミングを見計らって爆豪に氷を放ち、それを爆破で応戦した彼の隙を突く。咄嗟に地面に手をつけ砂を水溶化させてプレゼント。

と、後ろから峰田のモギモギが迫って来た為間一髪で避け轟の隣に並ぶ。

「砂を水に混ぜて泥水にするのか、嫌だな」

「嫌がることやんないと勝てないからね、っ！」

いきなり飛ばされた木屑が頬に当たり、警戒しながら後ろを向くとそこには般若と変態が。じゃない、爆豪と峰田が。

「リア充を撲滅するのがオイラの役目......！！」

「誰がリア充だ。

ところで爆豪、私の泥水は美味かった？」

バチコーン☆と真顔でウインクしてあげると、爆豪の額には青筋が入り、轟は思いっきし顔を歪めやがった。うわ酷い。

「何だ轟やるか？お？？」

「ああ、今すぐお前をヤりてぇ」
「そっちじゃねーよ」

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