私がマスクを外す時【ハイキュー】【佐久早聖臣】

＃５ ページ5

※Aside




家について玄関をくぐると、お父さんは仁王立ちで待っていた。



A『ただいま、友達と遊んでて連絡気づくの遅くなった、ごめん』



私が靴を脱ぎながらそういうとお父さんは何も言わずに私の頬を思いっきり叩いた。




A『...え？痛いんだけど、どうしたの？』



叩かれた頬を抑えながらお父さんの方を見ると、後ろから妹のアユが出てくる。



アユ「お姉ちゃんがいけないんだよ！アユのプリン勝手に食べるから！楽しみにしてたのに！」



アユの言っている意味がよくわからなかった。



A『プリンとか知らないんだけど？アユが自分で食べたんじゃないの？』



私がそういうとお父さんは怒りだす。



父「お前は謝ることもできないのか！人のものを食べておいてなんだ！早く買ってこいよ！！」



A『...なんのプリン？』



アユ「ぷっちん、」



A『はぁ、まぁ今から買ってくるよ』



私はそう言って家を出て行った。





多分アユは自分でプリンを食べたのに私が勝手に食べたって言ってるんだろうな。


2個食べたいのか、最近アユが太ってきたの私は知ってるからね。




A『(口の中血の味する、さっき叩かれたときに噛んだな)』




そっと近くの公園で口をゆすいでからコンビニへと向かった。


アユのすきなプリンを2個買って、自分が好きなレモン味の飴も買った。



今日は晩御飯抜きじゃなければいいんだけど





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