お菓子作り+獄卒=カオス.10 ページ22
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調理室に向かう途中で、Aはとある人物達と出会っていた。
「肋角さんに軟上さん。二人で廊下にいるなんて、珍しいですね」
「ああ、閻魔庁に書類を出さねばならなくてな」
「本当、今日中にだなんて上も無茶言ってくれるよねぇ」
やれやれと息を吐く軟上。肋角も顔には出ていないが、少し疲れているように見えた。
「お、お疲れ様です……」
「おや、僕を労ってくれるのかい？ならまずはメイド服に…」
「軟上、セクハラは止めろ」
今にもAに飛びつかんとする軟上の首根っこを捕まえる。普段は優しい肋角も、軟上には容赦がないようだ。
軟上は首根っこを掴まれたまま、不満そうに唇を尖らせた。
「今時はこれくらい普通なのに。肋角ったら、お爺ちゃんみたいだねぇ」
「ほう……」
「ろ、肋角！首！首絞まってるよ！」
首を絞められジタバタともがく軟上。肋角はそんな軟上を絞め上げたまま、戸惑うAに話しかけた。
「そういえばA。斬島達六人が調理室で何やらしているらしいが……行かなくてもいいのか？」
「やっぱりそうでしたか。今から行こうと思ってたんです」
Aの聞いた話では斬島の佐疫の二人だけだったはずだが……Aと同様、噂を聞いて集まったのか。
いつも一緒にいる六人と離れて行動しているのを見て、心配したのだろう。肋角はAの返答に少し安堵したように「そうか」と呟くと、Aの頭を優しく撫でた。
「ならば早く行くといい。俺達なんかに構ってないでな」
「はい。肋角さん達も気を付けて行ってくださいね」
「ああ、そうしよう」
ペコリと礼をして肋角達と別れる。
肋角に首を絞められ、元々青白い顔を更に青くさせている軟上の事が少し気に掛かったが、あまり時間も無いので触れないでおいた。
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akane(プロフ) - 鬼徹とのコラボストーリーが面白かったです。(⌒‐⌒)続きが気になります。( ´∀｀) (2017年1月16日 20時) (
レス) id: 1b44bb0a87 (このIDを非表示/違反報告)
紅月(プロフ) - 名無しさん» 楽しんでいただけたようで嬉しいです！田噛はどうしてもツンデレになっちゃうんですよねぇ……。いつかはツン:デレ=3:7くらいの話を書きたいですww 応援ありがとうございます！更新頑張ります！ (2015年4月29日 21時) (レス) id: f152ab1d97 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - コメント失礼します！今日初めて拝見しましたが、一気に読んじゃいました！田噛くんのツンデレ具合が好きです。更新、楽しみにしています！ (2015年4月29日 19時) (レス) id: 31c782cab8 (このIDを非表示/違反報告)
紅月(プロフ) - 蓮水さん» 可愛いですよねー(´ω｀)まさかこんなにあずにゃんについてコメントが来るとは思いませんでしたがww (2015年3月21日 22時) (レス) id: f152ab1d97 (このIDを非表示/違反報告)
沫村 - 紅月さん» 成る程、それは分からなくはないですね^^ (2015年3月20日 23時) (携帯から) (レス) id: 992fc19708 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅月 | 作成日時：2015年3月6日 16時
