お菓子作り+獄卒=カオス.3 ページ15
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「よいしょっと。こんなものかな？」
「こんなに必要なのか？」
調理室に移動した斬島達は、食料庫からクッキー作りに必要な食材を調達していた。
目の前に並べられた食材を見て目を丸くする斬島に、佐疫はクスクスと笑う。
「勿論だよ。むしろ、お菓子作りならかなり少ない方だと思うけど」
「……菓子作りは奥が深いな」
「まだ食材並べただけなんだけど……まあいいや。必要な物は揃ったし、早速作り始めるよ」
「ああ」
エプロンと三角巾を着け、完全に生徒モードの斬島。佐疫はそんな斬島の前にボウルに入れたバターとハンドミキサーを置くと、これからの工程を簡単に説明した。
「今回はプレーンクッキーとココアクッキーの二種類を作るよ。
まずは常温のバターをハンドミキサーで混ぜる。途中でグラニュー糖を入れて、白っぽくなるまで混ぜてね。
白っぽくなったら卵を入れて、もう一度混ぜる。混ざったら薄力粉をふるいにかけるんだけど……って大丈夫？斬島」
「すまん佐疫。何を言っているのか全然分からない」
聞いたことのない名前のオンパレードに固まってしまう。そんな様子を見た佐疫は苦笑しながら小さく謝ると、斬島の手にハンドミキサーを握らせた。
「実際にやりながら説明した方が早いね。
まずは常温にしたバターを混ぜるんだ。そのバターはもう常温にしてあるから、ハンドミキサーで混ぜていいよ」
「このレバーを上げればいいのか？」
「そうそう。最大まで上げていいよ」
「分かった……っ！？」
ギュイイインと音を立てて回り始めるミキサーに肩をビクつかせる斬島。それでもゆっくりとボウルの中にあるバターを混ぜ始めた。
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akane(プロフ) - 鬼徹とのコラボストーリーが面白かったです。(⌒‐⌒)続きが気になります。( ´∀｀) (2017年1月16日 20時) (
レス) id: 1b44bb0a87 (このIDを非表示/違反報告)
紅月(プロフ) - 名無しさん» 楽しんでいただけたようで嬉しいです！田噛はどうしてもツンデレになっちゃうんですよねぇ……。いつかはツン:デレ=3:7くらいの話を書きたいですww 応援ありがとうございます！更新頑張ります！ (2015年4月29日 21時) (レス) id: f152ab1d97 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - コメント失礼します！今日初めて拝見しましたが、一気に読んじゃいました！田噛くんのツンデレ具合が好きです。更新、楽しみにしています！ (2015年4月29日 19時) (レス) id: 31c782cab8 (このIDを非表示/違反報告)
紅月(プロフ) - 蓮水さん» 可愛いですよねー(´ω｀)まさかこんなにあずにゃんについてコメントが来るとは思いませんでしたがww (2015年3月21日 22時) (レス) id: f152ab1d97 (このIDを非表示/違反報告)
沫村 - 紅月さん» 成る程、それは分からなくはないですね^^ (2015年3月20日 23時) (携帯から) (レス) id: 992fc19708 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅月 | 作成日時：2015年3月6日 16時
