25.鶯と一緒 ��-6 ページ27
鶯丸「…馬鹿だな。加州清光はこの本丸にはいない。…なら、あの演練場でひたすら探していた前の本丸の刀でも重ねたか」
「……そう、かも」
そこを肯定するとうぐじいは自嘲気味た笑いをする。
私を見ているその目は少し私を軽蔑しているような目でもあった。
鶯丸「お前の今の本丸はここだろう。いつまでも前の本丸に囚われるな。」
「気分が悪い？」
鶯丸「そうだな、気分が悪い。俺たちと話している時のお前は特にな。」
「気をつけるよ、ごめんね。」
うぐじいはそれだけ言うと少し視線を下に下げる。
そうだった。殴られたことについての話をしに来たんだった。
「殴られたことに関してはうぐじいは気にしなくていいよ。助けてくれて嬉しかったし」
鶯丸「…そうか」
「ねぇ、うぐじい。あの時私があの男の人『殺して』って、言ったら、殺してた？」
震える声でそう言うと、うぐじいは可笑しそうに次は笑った。
鶯丸「殺していたとも。あるやつの言葉を借りるなら、主に仇なす敵は斬る、だな。あの時も言ったが、俺は君以外の人間は信じちゃいない。それだけは覚えておいてくれ。……それと、早くに止めに行けずすまなかった。君の顔に傷をつけてしまったな。」
「んーん。さっきも言ったけど助けてくれてありがとうね。嬉しかったよ！…あ！そうだ。うぐじい、今日面白いことあったの、聞いて！」
私がそう言うと、うぐじいはお茶をいれなおして、いつものように私の話に耳を傾けてくれた。
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ショートケーキの赤いヤツ - 青江は可愛い異論は認めん．更新頑張ってください！青江推しなのでいっぱい出してくれると嬉しいです！ (2021年9月11日 13時) (
レス) id: b184c00ea8 (このIDを非表示/違反報告)
水蓼(プロフ) - 面白いです！！更新楽しみにしてます！！(*≧ω≦) (2021年8月3日 15時) (レス) id: 9b668583e7 (このIDを非表示/違反報告)
ショートケーキの赤いヤツ - 三日月が推しなので楽しみにしています！更新頑張ってください！！ (2021年7月30日 11時) (レス) id: 4120331ea8 (このIDを非表示/違反報告)
Marina3931(プロフ) - こういう物語大好きです！更新頑張ってください!!!! (2021年6月6日 0時) (レス) id: c520b4e926 (このIDを非表示/違反報告)
鳴瀬 - こういう物語を待っていました。更新、頑張ってください。 (2021年4月22日 23時) (レス) id: 98266d8bda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジキル x他1人 | 作成日時：2021年4月7日 1時
