ずっと一緒に

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「あれっ達也くんは？」



翔太の支度をしてれば、今日は一度も見てない事に気付いた





翔太「うちの親と朝から飲んでる」


臣「俺もさっき飲まされた」


翔太「まじ？あいつ式の間寝そうじゃね」





広臣が翔太の頭をやってくれながらそんな会話
なかなか美容師姿も様になってて「かっこよいよ」なんて思ったけど、調子に乗るから言ってあげない









そんな話をしていればもう時間



広臣とチャペルに移動して翔太と真理の家族と達也くんと合流



達也くんは、へろへろにはなってないけどちょっとうるさい



広臣に「静かにしてろよ」なんてクギを刺される









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翔太と真理が入場してきた








二人を見てたら
広臣がそっと手を握ってくれる





「泣かないの」


「……………」


「真理、綺麗だな」


「うん…」








ぎゅっと握った手が強くなった





「こんな所で結婚式したいな」


「うん」








広臣の顔を見るとうっすら涙？








「泣くなって」


「泣いてねーし」








お互いの顔を見ながら笑い合った








今日は、目が合うと笑い合ってばっかいるね








ずっと笑い合っていたいな








いれますように…








グアムの蒼い海と蒼い空に願いを込めて…









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結婚式も終わりみんなで食事に



広臣たちは男だけで歩いて
私たちは女だけで、広臣たちと少し離れて歩いていた



しばらく行くと話しかけられる広臣と翔太
ファンの子の中ではヘアメイクの翔太はちょっと知られているみたい








「あの…臣くんですよね？」


臣「あぁ」


「あの…ヘアメイクの方ですよね？」


翔太「あっ、うん…」


「やっぱりそうだ〜旅行ですか？」


達也「こいつの結婚式」


臣「お前余計な事言うなって」


翔太「いいから、そう俺の結婚式」


「そうなんですか〜 あの…写真いいですか？」


臣「写真はごめんね、握手だけなら」


「はい！ありがとうございます、応援してますから頑張って下さいね」


臣「おぉ、ありがと」








ファンの子に握手をしてる広臣と翔太
ファンの子は嬉しそうな顔してる





「ついでに」って達也くんも握手してるけど
達也くんが一番デレデレしてますよ〜

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