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高速を下りて実家へ向かう
正月にずっといたから久しぶりじゃないけど、やっぱり地元は安心する
インターから市街地に向かう途中の住宅街の入口にある店舗兼住居の実家
店の前の駐車スペースに車を停める
のどかな住宅街には合わないアメ車のSUV車
その高級な車に、昔のお金の無い頃と比べると凄くなったよなって改めて広臣の頑張りを感じる
ちょうど出掛けて帰ってきたであろう母が外にいて目を見開いてる
「何？二人してどうしたの？」
「ご無沙汰しちゃってたから
お母さん、明けましておめでとうございます
今年も…」
「あー挨拶はいいから入ろ」
車から降りて広臣が挨拶してるのに言葉を遮るなんて「お母さん失礼」って睨むと
「ごめんごめん
向かいの鈴木さん見てたから
広臣くんバレたらやばいでしょ」
なんて言う母の言葉を聞きながら家に入り、いつもの定位置ダイニングテーブル座ると、広臣だけは立ったまま
「いやっ大丈夫ですから
去年はいろいろすいませんでした」
「あーあの雑誌？
いいのいいの、あんなモデルの子とAじゃねー
モデルの子のがかわいいよね」
ったくあの話は終わったのってジロリとすれば
「はいはい
で？何しに来たの？
まさか結婚する？子供できた？」
またこの人何言い出すよ、気になって広臣をチラッっと見ると、姿勢を正して
「結婚もしたいし子供も欲しいんですけど
もうちょっと待っててもらえますか？」
え…うそ…
ぐわっと込み上げるものが…
お母さんも一瞬「へ？」って顔する
「あら広臣くん考えてくれてたんだ
Aがね期待しないでくれって言ってたから
A良かったじゃない」
「うん…」
「やだ、あんた泣いてんの？
正月にね修が結婚したいって言い出したんだけど
Aに「姉ちゃんまだできねーだろ？」
なんて言ったもんだから喧嘩になっちゃって
「一生独身でいるから」とか「文句言うんじゃねー」って啖呵きっちゃって大変だったの」
そうだけど、その話はすることないのに
「泣いてないし」
「ちゃんと考えてるから
一生独身とかないし、修にも言っとかなきゃだな」
「修、彼女と出掛けちゃったのよね」
「残念、修にも会いたいから明日の帰りに店寄りますよ、脩の彼女にも会いたいし」
広臣は、はっきり結婚も考えてるってお母さんに言ってくれた
結婚とか子供の話はしちゃいけないと思ってたから
その気持ちが嬉しすぎて…ありがと広臣
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chiharu(プロフ) - 1980noさん» おはようございます。もう訳わかんなくなってます。読み直すと。。。変なんですよね…とにかくゆっくり直しますね、いつもありがとうございますです！ (2017年12月19日 10時) (
レス) id: 17a49ebd1e (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - こんにちは♪しおりしてたのに…分かんなくなっちゃってまた最初から読み直しました！←(笑)お直しお疲れさまでしたm(_ _)m私は読む専門なので書かれる方って本当に凄いなぁって感心してます(*´∀`)これからも楽しみにしています！ (2017年12月15日 11時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
chiharu(プロフ) - さおりんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(^^)頑張りますのでよろしくお願いします(o^^o) (2017年12月6日 8時) (レス) id: 4529533e41 (このIDを非表示/違反報告)
さおりん - また見れて幸せなです♪夢中で読み進めてます！ (2017年12月5日 21時) (レス) id: 055feb9030 (このIDを非表示/違反報告)
chiharu(プロフ) - alan loveさん» コメントありがとうございます！内容は変えないでいこうと思ってますが、すこーし変わってる部分はあります、でも大幅に変えないようにしたいです(^^)これからもよろしくお願いします(o^^o) (2017年12月5日 0時) (レス) id: 74d9ef4e84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chiharu
| 作成日時：2016年11月29日 0時
