sexy top cat 2

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「はー」





ほっとしたら思わず出ちゃった
でもさ





「何してくれんの
まだデータ貰えてないのに」





竹原さんを睨み付けると





「はー？
お前あいつ誰だか知ってんの？」



「知ってるよ変態クソじじい立花」





竹原さんは呆れて笑ってる
って…あの人の事知ってるんだ





そのまま竹原さんの部屋まで腕を持ったまま連れて行かれると



腕を引っ張られ、乱暴にソファに座らされた
「痛いな」掴まれた腕の所をさすりながら言えば





「うるさい

どうせ登坂だろ、あいつの事で立花に何された？」





恐い…そんな顔しないでよ
ここで隠して黙っててもどうせバレるよな





「あの人の奥さんとやったんだって
その動画見せられたの」



「はー？
それほんとか？ほんとに登坂だったのか？」



「あ…………」





確かに
画像荒かったし、あれでは臣ってわからなかった





「たぶん良く見れば女の人は顔がわかるかもしれないけど、男の方は背中しか見えてないからわかんない」



「あーあ
何でもっとよく考えないんだよ

で？何されたって聞いてんだろ」



「………………


………………………身体舐めまわされた」



「はーぁ


………………大丈夫か？」



「大丈夫………


………………………じゃ…ない」





涙出てきた
大丈夫なわけない





悔しいし情けないし悲しいし恥ずかしいし





それが臣に対してなのか
自分に対してなのかなんだかわかんないけど








それでも





臣に会いたくなって





臣に抱きしめてほしくて





臣にキスしてほしくて





臣に抱いてほしいって





思う私は





狂っちゃってるんだろうか？









「だよな…少し泣け」





隣に座って肩を抱いてくれた竹原さん
前なら抱きしめてくれたんだろうけど、そこは気を遣ってくれてるのかも





「やっぱ大丈夫
自分でやった事だもん


データ貰えるまで頑張らなきゃ」





身体を離して笑って見せれば





「あいつの事でそんな強くなんなよ
そんな事してもあいつ喜ばないよ



こんな時俺利用すればいいんだよ

ったくよーく考えろバカ」



「だって

黒い交際になっちゃうもん」



「ばーか

俺は暴力団でもヤクザでも構成員でもないの
一般人なの黒くないから」



「えー白くもないじゃん」



「バカ真っ白だって」








それって竹原さんだったら何とかできるの？
頼ってもいいの？





少し安心した気分になった

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