sexy top cat 2

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どうしよう…








頭をよぎるのはさっきの映像となんとも言えない艶めかしい声





あんなものが世間の目に触れれば臣はどうなる？








この人が私に言ってきたって事は
私でなんとかなるって事だよね








言われた通り車に乗ると
にこっと優しい目で微笑んでくる








「私は立花、立花茉莉子って知ってるかな？」








聞いた事ある
昔女優やってた人だ





たしか…今カレラの事務所の社長だよね
その人の旦那って事か








「はい


あの…私はどうすればいいんですか？


………お金……ですか？」








この人ずっと微笑んだままだ
なぜそんな顔してられるの？








「残念ながら金は困ってないんだよね」



「じゃあ…なんですか？」



「私に付き合ってくれるかな？」








それはどういう事？
でも断る事はできないよね
殺されたりもしないだろう








「………はい」








私が答えると
運転手の人は頷いて車をゆっくり発進させた









この時
私にちゃんと考える判断能力があればあんな事にはならなかったのに









臣の事しか頭になかった私って









なんてバカだったんだろう

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