sexy top cat

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次の日
久しぶりに彼からの呼び出し
いつものホテルのあの部屋は、おそらく今の彼のやり部屋





時間だけの、私の都合なんかまったく考えてない電話に、そんなのいつもと同じなのになぜか無性に腹が立ってきた





ぶちぎるつもりでいたけど
今まで何も聞かず言わずしてきた自分にも腹が立ってきて、言うべき事は言って別れようって思って支度をしてると臣から電話





「A？
今から行くから」



「ごめん
今から戦ってくる」



「はい？
まさか会いに行くの？」



「うん
綺麗に別れてくるから」



「待てっ行くなっ
俺が行くまで待ってろ」





言うだけ言って切られちゃった
臣が来たってどうにもならないのに





仕方ないから待ってるかなんて思っていれば
10分も経たないうちに来たし





顔は相変わらず険しい顔
部屋に入るなり私を見ると





「なんだその格好女か？


シャツもそんな襟抜いて着てんな


少し前にかがんでみな」



「え…こお？」



グラビアモデルのように少しかがんだポーズをすれば、臣の目線は私の胸



「ほら


谷間見えんじゃん」



「ばかじゃない


こんなポーズいつすんの？」





こんなアホに付き合っちゃいらんないわ





「じゃあ

あたし行ってくるから

ここで待ってる？」




「もう別れんだろ


行く事ない、行くな


別にちゃんとした付き合いじゃないんだから、行かなきゃいいだけだろ


それとも会わなきゃならない何かあんの？」



「別に…そんなのない」



「気になんだったら


ラインかメールでもしとけ」





別れるのにラインかメールって今時の子か？だけど、何も言わないよりいいかってラインを入れた









A今までありがとうございました。もう会いませんさようなら。





「これでいい？」





トーク画面を臣に見せれば
しかめっ面でそれを見ると





「お礼なんかしなくてもいいのに


まあいいや



よしっ別れたご褒美


今からセクシーお髭番長に会いに行くか？」



「うそっ…


じゃあちょっと待って


もう少しかわいい服に着替えるから」



「いいよ


シャツだけ胸の見えないのにかえれば」





なんだこのうるさい小姑みたいなの
彼氏じゃねーだろって思いつつ、シャツをニットにかえた





玄関に出しておいたパンプスを履こうと思えば





「そんなの履かなくていい

こっち履け」





ってぺたんこのショートブーツ履けってさ
ほんとうるさいやつ

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