sexy top cat

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だから
なぜこいつは風呂まで入ってる？
帰らないの？





臣は一人すっきりした顔してバスタオル腰に巻いた姿で窓から外見てる





身体を見ればさすが三代目かなり鍛えてるね





昔は、筋肉はあったけどもっと線が細かったよね
一回り大きくなった感じかな





でもさ、そんな逞しい身体見せないでよ
ドキドキしちゃうじゃん





「俺のマンションあそこ」





うちのマンションから見えるタワマンを指差しながらにこにこして言う





やっぱ芸能人は違うね
そのにこにこ顔もかわいいよ





「すごいじゃん

でも一人で寂しくない？」



「寂しい

A来る？」



「行かない」



「即答かよ


あの一番上の見えてる部屋が俺の部屋だから」



「へ〜」





隣に並んでタワマンを見る





「あそこからここわかるかな？」



「電気が付いてるくらいしかわかんねーだろ」



「今から確かめてみようか？

だから早くあっち行ってよ」



「お前さ

そうやって俺帰そうとしてんだろ」



「うん

とっとと帰って」





にかっと笑いながら臣見て言えば
臣もにかっと笑って





「帰んねーよ


Aに何があって何でこんなになっちゃったんだか聞かないとね



何こんな変わっちゃってんだよ



何があったんだよ



だいたいやるだけの女ってなんだよ



そんな事するようなやつじゃなかったろ



俺とやってる事変わんねーじゃねぇかよ



どうしちゃったんだよ



A」








臣に自分の話なんかしなきゃよかった
会わなくなって何年経ってると思ってる？








臣は相変わらずみたいだけど
私はいつまでもあの頃の私じゃないよ








今だったら
臣に甘えてその気にさせてやっちゃう事だってできると思う








でも…
臣にはそんな事したくない








ねぇ臣








私の事はどうでもいいから
臣はまともになってよ








どうしたら
臣はまともになる？








私が昔みたいに戻ればいいの？









臣…
一緒に変わろうか

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