第196話 置き土産 ページ5
視点なし
WT城、王達の部屋
ﾔｽ「逃げられちゃいましたね〜そして凄い置き土産」
みなまで言うなという視線がヤスを射る
そんな彼らの前、バルコニーには
この世のものではないような異形の化け物がいる
微かに悪臭を放ち、タールにも似た青黒い液体を垂らし
複数の触手を持った、爛れた人のような形
nakamu「ねぇこれ何かわかる〜？」
呑気に言いながらnakamuが片手で触れようとしてみる
1m弱に距離が近付いた途端に化け物が攻撃を放つ
反射的にnakamuもバッと魔力を放つが
彼の腕が弾かれボキ、ゴキと痛々しい音を鳴らす
nakamu「あれ？」
きんとき「なに普通にやらかしてんの...」
nakamu「はは、大丈夫だってこのくらい」
笑う彼の腕はまたゴキゴキと音をたてながら
元どうりに即時回復する
nakamuをパンダの獣人だと思っている者は
これを見ただけで驚きの声をあげるだろうが
生憎パンダはパンダじゃない
nakamu「だって僕、魔神だもん」
そう、nakamuは魔神...氷の魔神である
魔神の魔力を持ってすれば
腕の一本の回復などどうってことない
nakamu「てか僕の魔力あんま効かないのかな、ブルークやってみてよ」
ﾌﾞﾙｰｸ「俺はただの鳥人だからパス、って訳にもいかないよね〜」
座っていた椅子から立ち上がり、気だるげに
彼はその、鳥人らしい羽を伸ばす
ただの鳥人の羽と違うのはその赤い羽の一本一本に
炎が燃えていることだろう
彼は鳥人の亜種、炎を纏った幻獣の鳥人
きんとき「あっつ、羽伸ばすならいって！」
近くにいた、吸血鬼であるきんときが叫ぶ
ﾌﾞﾙｰｸ「ゴメン〜よっ！」
軽く謝った彼から舞った羽が弾丸のように飛び
化け物の腕(？)を穿ち、焼け焦がす
ﾌﾞﾙｰｸ「腕一本かぁ...疲れた、眠い...」
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夜月ルナ(プロフ) - nbeabeaさん» コメントありがとうございます！観ている実況者様が多いので沢山登場させてしまっていますw少しでも満足して頂いたなら本望です！頑張ってかいていきます！本当にありがとうございます！ (2021年3月13日 14時) (
レス) id: 012def0b6c (このIDを非表示/違反報告)
nbeabea(プロフ) - 初コメ失礼致します。大好きなゲーム実況者さんのほとんどが登場していてビックリしました(笑)大変満足感のある小説に少々心が苦しいですが、とても有意義な時間となりました。ありがとうございます♪次回話、楽しみに待ってます(*´ω｀*) (2021年3月13日 13時) (レス) id: ba58298660 (このIDを非表示/違反報告)
海玲 ミレイ - 初コメです！ もしかしてフェアリーテイル知っていますか？ (2021年1月2日 21時) (レス) id: 4fcf758c47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜月ルナ | 作成日時：2020年11月27日 0時
