第216話 バグった館にて8 ページ25
ｿﾞﾑ「トイレ異常なし、か」
ﾕｳｷ「異常なし...？トイレの蓋がずっと一人でパカパカしてるのは無視なの...？」
ｿﾞﾑ「これあんま怖くないやん」
ﾕｳｷ「いやそうだけど異常でしょ...」
そう言っている間もパカパカと開いたり閉まったりしているトイレの蓋は、確かに怖くはない
俺らの感覚が鈍って来ているのかな...
まぁ、下手に触らない方がいいよなと
そのまま放置して、ゾムに続いて廊下に出る
床だけでなく、壁にもノイズが増えてきた
ﾕｳｷ「ちょっと酷めにバグってるところ蹴ったり殴ったりしたら広がらないかなぁ...」
ｿﾞﾑ「出来るならこんな歩き回っとらんやろ」
ﾕｳｷ「わかってるけどさぁ...」
図書室の前まで来て足を止める
やだなぁ、何て思いながら戸を開ける
ｿﾞﾑ「流石に居らんって、大丈夫やろ」
それはフラグなるものなのでは？と思ったが
ゾムの言う通り、化け物の影はない
代わりに見覚えのない緑の帽子があって
部屋の奥の方の本棚の側に落ちている
ﾕｳｷ「え、帽子...？」
ｿﾞﾑ「あっ！？」
ハテナを浮かべた俺とは反対に声をあげ
ゾムは帽子に駆け寄っていく
ｿﾞﾑ「なんで居るん！？」
何のことかと俺も駆け寄った瞬間
帽子が上に上がって
その帽子を被っている人物が床から半身を覗かせる
ﾕｳｷ「！？！！？」
そう、半身だけ
上半身が床から生えたかのような状態
驚きのあまり声すら出せず固まってしまう
ーーー作者よりーーー
更新遅れてすいません(土下座)
どうにか今年はもっと更新出来るように頑張ります！
2023年もどうぞ異種族シリーズをよろしくお願い致します！
第217話 バグった館にて9→←第215話 バグった館にて7
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夜月ルナ(プロフ) - nbeabeaさん» コメントありがとうございます！観ている実況者様が多いので沢山登場させてしまっていますw少しでも満足して頂いたなら本望です！頑張ってかいていきます！本当にありがとうございます！ (2021年3月13日 14時) (
レス) id: 012def0b6c (このIDを非表示/違反報告)
nbeabea(プロフ) - 初コメ失礼致します。大好きなゲーム実況者さんのほとんどが登場していてビックリしました(笑)大変満足感のある小説に少々心が苦しいですが、とても有意義な時間となりました。ありがとうございます♪次回話、楽しみに待ってます(*´ω｀*) (2021年3月13日 13時) (レス) id: ba58298660 (このIDを非表示/違反報告)
海玲 ミレイ - 初コメです！ もしかしてフェアリーテイル知っていますか？ (2021年1月2日 21時) (レス) id: 4fcf758c47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜月ルナ | 作成日時：2020年11月27日 0時
