第188話 再三災難2 ページ46
数十分後
ﾅﾀﾘｰ「まぁ、約一日位で戻るらしいっすよ、はいできた」
ｵﾌﾟﾛｲﾃ「うんうん、綺麗ね」
ﾕｳｷ「え...一日も....あ、素敵」
ｵｽﾏﾝ「可愛いめう〜」
あれから数十分、即座に情報は幹部には行き渡ったわけで
可愛くしたいと名乗りをあげたオスマンさんと女性二人
オプロイテさんとナタリーさんが
今まさにユウキをメイクし終えた所だ
すごく可愛い中世風の朱のドレスをオスマンさんが着せてくれたのでメイクによって更に可愛さが映える
ｼｮｯﾋﾟ「幼児化の薬って無いですかね...」
ボソリ呟くとユウキに軽く叩かれる
ﾕｳｷ「ショッピ君！！これ以上面倒なこと言わないで！」
ｼｮｯﾋﾟ「いやいや...冗談やってば〜」
ﾁｰﾉ「せやぞ〜ユウキは今のままで充分かわええもん！」
ﾕｳｷ「ちょっ、やめてよ恥ずかしい！」
顔を赤らめるユウキ
チーノと二人で可愛い、と笑っていると
鬱「いや〜ホンマかわええわぁ〜〜胸の感じ堪ら〜ん♡」
完成形を見にきた鬱兄さんが地雷を踏み抜いた
女として扱われるのが複雑で嫌いなユウキの地雷を
なにしとんねんこの人
鬱「てか全体的にもふわっふわな感じかわええ〜髪とか魔法で長くしたろか？絶対にあうで？」
ﾕｳｷ「ｯ...！」
ユウキが綺麗な音をたて鬱兄さんの顔に平手打ちを食らわす
鬱「ぃ"......ｯ！？」
ﾕｳｷ「俺は！男ですｯ！！そんなに胸のある髪の長い綺麗な女性がいいなら花街にでも行ってくればいいじゃないですか！大先生の馬鹿！！！」
苦い顔でそう叫んだユウキが部屋を飛び出していってしまう
ｼｮﾋﾟﾁﾉ「あーーーあ」
ｵｽﾏﾝ「大先生〜今から俺にしばかれるのとトントンに粛清されるのどっちがええ〜〜？」
鬱「...結果的にどっちも受けることになりそうなんでどっちでもいいですゴメンナサイ」
頬を擦りながら謝る大先生を横目に
俺はチーノと目配せをして
ユウキを追って部屋を出た
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作者名：夜月ルナ | 作成日時：2020年3月23日 18時
