異種族の国の中枢神経【実況者】四 (ページ36)

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第178話　陰陽の王2 ページ36

死神「あ、ちょっと城内みてって下さい！多分王の間直行してもぺいんとさん居ないし！あ、トラゾーさん！案内！」

死神君のすぐとなりにテレポートさせられてそう言われたのは屈強で何故か袋？を被った男性

ﾄﾗｿﾞｰ「皆さん、お久しぶりです」

ﾁｰﾉ「教官！！」

チーノ君が嬉しそうに飛び付く

鬱「ああユウキ、あの人はトラゾーさん、ぺいんとさんの側近の一人で軍隊長のハーフオーク」

ﾄﾗｿﾞｰ「はじめまして、よろしくねユウキ君」

ここで察したが
さっきの国旗を模していると言う綺麗な円の装飾

模様に入っていた紫色が死神君を示しているとするなら黄色がぺいんとさん、そしてトラゾーさんがきっと緑なんだろう

少しずらされた袋から覗いた瞳が美しい緑色だった

あれ？でももう一色あったよな...

「にゃーーん」

足元で突如猫の声が響く

目を向けると同時にその声の主はは冷気を巻き上げて

黒い猫耳パーカーを羽織ったヒトへと姿を変える

ﾕｳｷ「え、うわ！！？」

ﾄﾗｿﾞｰ「あぁ、クロノアさん」ｺﾈｼﾏ「あ、リーダー！」

ｸﾛﾉｱ「はじめまして～クロノアです、よろしくね」

氷のような透き通った水色の瞳で察する

あ、この人がもう一人か....氷魔法を使う黒猫の獣人

ｸﾛﾉｱ「君がユウキ君でしょ、ほんとにぺいんとの言う通りすっごく美人だね」

ﾕｳｷ「え、っ/////」

鬱「ちょいリーダー！？」

鬱先生が俺を取られまいとするかのように後ろから抱き締められ、更に困惑しているところに助け船の死神君

死神「はいその辺にして！じゃあ二人とも！ちょっと城の案内してから王の間に来て下さい！僕はぺいんとさん探してきます！」

彼はそういうとパタパタと走り去っていく、もう少しいてほしかった...というか鬱先生離してほしい...

ｸﾛﾉｱ「ゆっくり色々案内しながら王の間目指して、でいいんだよね？」

ﾄﾗｿﾞｰ「うん、じゃあ行きますか！」

ﾄﾝﾄﾝ「何気始めてちゃいます？ちゃんとここの内装見るの」

ｺﾈｼﾏ「よっしゃ！楽しみやな！」ﾁｰﾉ「煩いぞ～コネシマ」

ﾛﾎﾞﾛ「爆音やめぇや」ｿﾞﾑ「お前が言うなや」

「「あ"ぁ"？なんやt((ﾄﾗｿﾞｰ「はいそれじゃーー出発！！」

このとき俺は、ゆっくり装飾を見るのに一番後ろに回った

それが、命取りになるなど知らずに

　