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第164話 GG ページ22

ロボロ「あのなぁ、大先生達はどうにかなりそうやったわ」

シャオロン「じゃあこれで俺らが勝てるってわけや」

ユウキ「油断はダメだよ?二人とも」クスクス


エーミール「まだ、上の階に、人はいますよ」

シャオロン「なんや、アイツらが俺らを倒せばいいって切り替えやがったんかぁ?」

エーミール「え、え、そうですよ!だってもうそれしかないですからね!?」

やけくそでそう言うエーミールの前に座り込んで

ユウキが微笑む


ユウキ「エミさん、チーノくんの...天邪鬼の血の性質は?」

エーミール「急に、なんですか...」

ユウキ「折角だからヒントを差し上げようと思いまして」ニコッ

エーミール「天邪鬼の血...植物と大地に異常を起こす、でしたっけ?....あ!?」

ユウキ「ここの大地から今、オスマンさんは魔力を吸収して戦っているはずです、ね?わかりました?」

チーノ「悪魔!ユウキの悪魔!!」

いつのまにやらシャオロンに押さえつけられているチーノがそう叫ぶが

ユウキ「はいはいそうです悪魔ですよ」クスクス

そんな言葉はユウキにはダメージひとつ負わせられない

彼の作戦通り
上の階からは不穏な植物のと人の倒れる音がする



ロボロ「さてじゃあ、さっさと終わらせましょか」

ユウキ「あと〜三人?と...一応上の階の二人?俺はロボロくんと三人を」

シャオロン「総統達は無視やろ?じゃあ俺上二人いくわ」



このあと、有り様を見て爆笑する傍観者三人と

作戦通りに勝利を納めた三人だけが


その場に立っていたことは言うまでもない


 

第165話 賞品は→←第163話 糸、爪乱闘2



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作者名:夜月ルナ | 作成日時:2020年3月23日 18時

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