第146話 (雑に考えて雑に書きましたごめんなさい) ページ3
ユウキside
ﾕｳｷ「ぃっ...！」
ゴリ、と頭に冷ややかで硬いものが当たる
。「やはり罠だったか...残念だ、人質にさせてもらうよ」
腕は抑えられ、後頭部には銃口
しかしこういう危機には馴れているもので、俺はニヤリと
コネシマさんとショッピ君に口角をあげてみせる
「「！？」」
一瞬驚いた顔をした二人を確認し、俺は思いっきり
"将校"の足に足をかけて
その腹だたいしい高慢な態度ごと、体勢を崩す
体勢が体勢なので足が痛かったが気にしないでおく
そしてぐらりと倒れかけたその顔に
ｺﾈｼﾏ「おっりゃぁぁぁ！！」
。「ｸﾞﾊｧｧｧｯ!」
コネシマさんが鉄拳を食らわせる
ｼｮｯﾋﾟ「あーーーー、ズルいっすよ先輩」
後ろのテーブルに殴り飛ばされ
惨めな顔で気絶した姿を見ながら
ショッピ君はうっすら笑いながらそう言う
親であろうが敵は敵という態度をとるところは流石だな...
と言うか
ﾕｳｷ「将校さんのびちゃった...し、皆さん怒ってますね」
他の部下らしき数名がこちらに銃を向けている
さて....どうしy...
パァァァァアン
瑠璃「テーブルとグラス、あと酒の代金」
ｽﾐﾊ「置いて消えやがれ下さい、お客様」
大きな銃声の後に、眠らされていたはずの二人が低く言う
瑠璃ちゃんの手には立派な銃が握られている
完全な強者の殺意に恐れおののき
札束を投げて、将校さん達を引きずって敵が去る
「貴様ら！覚えておけ！」
ﾕｳｷ「あ、ちょっ！」
彼らも俺らに対してなにか言えた立場じゃないから多分戦争まではいかないだろうけど、追いかけないと
ｽﾐﾊ「お前らもな、机壊されるなんて聞いてないんだよ、弁償が嫌ならさっさと帰りやがれ」
ｺﾈｼﾏ「はいはい、ありがとーな」
ｼｮｯﾋﾟ「あざっした」
ﾕｳｷ「えっ！帰るんですか？将校さん達追わないんです？」
ぐいっとショッピ君が俺の袖を引く
ｼｮｯﾋﾟ「帰れって言われたんだから帰りますよ、女性達は
ここの"法"です、逆らわない方が特ですし」
ｺﾈｼﾏ「俺はスッキリしたからなぁ！」
ﾕｳｷ「むぅ...帰ったら宴ですからね」
ｺﾈｼﾏ「わかっとる、大丈夫やって！」
変な終わりかたになったせいで、書類が大変で
その日の夜は宴出来なかったことは言うまでもない
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作者名：夜月ルナ | 作成日時：2020年3月23日 18時
