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第9話 蛇ご所望の手合わせ ページ10

エーミールside


自己紹介会議の数十分後


訓練所のど真ん中、手合わせ用にステージのように区切られた線のあるそこで

コネシマさんとユウキくんが向かい合って立っている

どうやらゾムさんのご所望のようで、手合わせするようだ


幹部が私を含めて四人、それに新しい幹部まで居るのだ

ガヤの兵士が凄いんですが...


エーミール「怪我しないようにしてくださいね」

ユウキ「あの、ホントにやるんですか....?」

ゾム「はよしてや、ほら、実力示すエエ機会やと思って!」

コネシマ「俺は構わんから、エミさんの言う通り怪我せんくらいで、来いよ」

ユウキ「わかりました....」


ユウキくんが刃の無い訓練用のナイフを

コネシマさんが同じく訓練用の剣を構える


ゾム「それじゃぁー!スターート!」


合図と共に相手に斬りかかった二人から

ぶわりと狼の耳と尻尾が出る

少し獣化したことによって上がった速度

その速い剣とナイフがぶつかる


コネシマ「ハッwお前、ええやん」

ユウキ「ッフ、ありがとうございます」


ユウキくんの首を確実に狙うナイフを

コネシマさんは剣でガード、押し合いをしながら笑っている

刃は無いが、本当に火花が散りそうな位、ナイフと剣がせめぎあっている


と、急にユウキくんがナイフを器用に使い剣の進行方向から動く

せめぎあっていた勢いで、コネシマさんの体制は前に崩れる

そこを、タンッと音がするほど綺麗にユウキくんが足をかける


コネシマ「ぐへっっ!」

案の定、コネシマさんは顔面から地面に激突した


ゾム「シッマ倒れたから、ユウキの勝やな!」

コネシマ「はぁ!?マジかよ!?」

ユウキ「よっしゃ!」

歓喜のあまりか、口調が崩れてはいるが、可愛らしいかおでユウキくんが笑って叫ぶ


エーミール「お疲れさまです、二人とも」

コネシマ「いってて....鼻血出てへん?」

エーミール「大丈夫ですよ」

ユウキ「あ、大丈夫ですか?ごめんなさい、コネシマさん」

コネシマ「あぁ、大丈夫や大丈夫やww」

ゾム「クッハハハww顔面から綺麗に倒れたなお前w」

コネシマ「うっせぇw笑うなら次ゾムやってみろやw」

あぁコネシマさん、言ってしまったか


ゾム「!?!それええな!やろ!」

ユウキ「ええ!?」


こうなるから、私も言わないようにしていたのに


 
 

第10話 蛇ご所望の手合わせ 2→←第8話 個性豊か過ぎる幹部



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夜月ルナ(プロフ) - ありがとぉ〜//// (2019年10月21日 22時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎ちゃん(プロフ) - ルナちゃんの趣味が良すぎる… (2019年10月21日 20時) (レス) id: b93d197596 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - ありがとう、当初は髪長くてもうちょい女っぽさあったけど、もうなんか完全に私の趣味好みに走った容姿になっちゃったw (2019年10月20日 19時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎ちゃん(プロフ) - んん〜…好きです…ユウキ君の容姿も好きです… (2019年10月20日 18時) (レス) id: b93d197596 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - 許可降りたんですが何故か反映されずに映らなかったんで、リンクを張りました。ご指摘ありがとうございました! (2019年10月20日 12時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜月ルナ | 作成日時:2019年10月18日 22時

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