第18話 狼は貪欲 2 ページ20
トントンside
ガサガサとチェストから
服などをバックにつめたユウキがさらっとアクセサリーをまた一つ盗るのを横目で見ながら部屋の中を見渡す
目に入るのは死 体の山と血塗れた家具
王の部屋だからか、金銀財宝が多数飾られている
どれも興味はわかんけどな
ﾕｳｷ「俺の荷物は回収完了です、帰りましょう！」
ｼｬｵﾛﾝ「おーー、全部あったんか〜？」
ﾕｳｷ「ありました〜」
ﾄﾝﾄﾝ「はよ帰ろうや、行くで」
さっさと大先生の車の所に戻る
途中ユウキがまた死 体からアクセサリーを物色していたが
もう無視しておく
鬱「んじゃ、帰るで...ッ、とんち」
ﾄﾝﾄﾝ「ん？なんや」
大先生が隣に座った俺の肩辺りの何もない所を指で摘まんで含み笑いを浮かべる
鬱「ｸｯw憑いとるよw」
ﾄﾝﾄﾝ「は！？」
摘まんだ指辺りに大先生が煙を吹き掛ければ、おどろおどろしい魔物が煙で輪郭を見せる
俺は人間だからこういうのに憑かれやすい
死臭のする場所にいくと特に
ﾄﾝﾄﾝ「笑ってないでさっさとそれ消して、帰るぞ」
鬱「ほんと、怖がらねーのな...」
ｼｬｵﾛﾝ「つえーな」
ﾕｳｷ「というか憑かれてるのに気がつかないって逆にすごいですね...」
ーーーーーーーーーー
ｺﾈｼﾏ「あー、それはまぁ...気持ちがわからんこともない」
帰って数時間後
ユウキの死体から物をとる行為の事を同族のコネシマに言ってみたらどうだ
まさかの反応
ﾄﾝﾄﾝ「マジかよお前」
ｺﾈｼﾏ「なんやその反応...知らんのか？狼は貪欲なんやで」
ニタリと笑ってコネシマが言う
ｺﾈｼﾏ「欲しいもんは欲しいんや、相手が死んどって尚自分に何かしたんなら、それぐらいの物は取ったってエエやろ」
ﾄﾝﾄﾝ「ようわからんわ...俺には只の冒涜にしか感じん」
ｺﾈｼﾏ「んー...狼とかイヌ科ってな？親とかそういうの見て学ぶんやで？俺は知っての通り親おらんからぜぇんぶ自分で学んだけどな...アイツは途中からそういうのがないやろ？やからどっか感覚が狂っとるんやないんかな」
ﾄﾝﾄﾝ「ふーん...まぁお前も結構感覚狂っとるもんな」
ｺﾈｼﾏ「うっせぇよw」
ﾄﾝﾄﾝ「ははっw」
ｺﾈｼﾏ「やからまぁ、相手は選ぶから大丈夫やと思うで」
ﾄﾝﾄﾝ「そっかありがとな、あと...お前の出した書類間違い多いで？はよ直して出せよ？」
ｺﾈｼﾏ「マジかよ....」
マジで酷いからなこいつの書類の間違いは
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夜月ルナ(プロフ) - ありがとぉ〜//// (2019年10月21日 22時) (
レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎ちゃん(プロフ) - ルナちゃんの趣味が良すぎる… (2019年10月21日 20時) (レス) id: b93d197596 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - ありがとう、当初は髪長くてもうちょい女っぽさあったけど、もうなんか完全に私の趣味好みに走った容姿になっちゃったw (2019年10月20日 19時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎ちゃん(プロフ) - んん〜…好きです…ユウキ君の容姿も好きです… (2019年10月20日 18時) (レス) id: b93d197596 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - 許可降りたんですが何故か反映されずに映らなかったんで、リンクを張りました。ご指摘ありがとうございました！ (2019年10月20日 12時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜月ルナ | 作成日時：2019年10月18日 22時
