第17話 狼は貪欲 ページ19
ユウキside
屋上で数分おしゃべりをして、1度自室に帰ってみる
本棚と机がいつのまにか置かれていた
まぁどれも空なのだが
あと机の上にインカムらしき機械と
『お前用の通信機、不具合があったら俺に言え ロボロ』
と、書かれたメモがあった
ﾕｳｷ「スゴいなぁ...これ作ったのか...」
静かに感動しながらインカムを机の上にとりあえず置いて
ベットに寝転ぶ
天井を見ながら、つい癖で首輪をなぞるように首を触る
首輪はないのだけれど...
ついでに言うと服もない、今着てるのしかない
買い物行きたい...なんか、人に頼んで買うより普通に街に降りて買う方が好きだし
街をついでに見て回りたい
というか、俺の私物、◇国に置いてきたままでは？
ﾕｳｷ「トントンさんに相談しよ....」
取りに行きたい物がある
ーーーー次の日ーーーーー
鬱「はぁい、ついたでー」
鬱先生の運転で、◇国の城の裏手に
シャオくん(と呼ぶことにした)、トントンさんと来ていた
ｼｬｵﾛﾝ「おっじゃましまーーーす」
ﾄﾝﾄﾝ「忍べ、もうちょい忍べ！」
ｼｬｵﾛﾝ「誰もおらんのならよくないか？」
ﾕｳｷ「城にだれも居ないだけですよ...っと！」
転がる死 体を飛び越える
よく覚えていないが、地下牢から王の自室まで殺 し歩いたので
至るところに死 体が転がっているのだ
ﾕｳｷ「俺に立ち向かってきた以外の人は普通に街で暮らしてる、街の人に俺はよくても皆さんが見つかるのはダメだと思います」
死 体についているネックレスを千切る
キラキラと光る小さな石が付いている
ｼｬｵﾛﾝ「盗賊みたいやなおまえ」
ﾕｳｷ「盗りませんよ、これは」
ネックレスをほおり投げて先に進む
ﾄﾝﾄﾝ「エグいな...」
ﾕｳｷ「苦手なんですか？血肉」
ﾄﾝﾄﾝ「苦手やないけど、ここまでのは流石につらいわ」
ﾕｳｷ「そうですかぁ....あ、ここです」
扉を開ける
懐かしい死 体の山がある
ひとつだけ椅子に座った王の死 体から耳飾りをとる
ｼｬｵﾛﾝ「死体から盗るなやマジで」
ﾕｳｷ「死人に口なし、それに...俺の体を好き勝手したんです、命だけでは対価が足りない」
そういいながら一つのチェストを開ける
俺の荷物が入っている
出身国の上着と、俺の服とか、ここに来たときに持ってたもの
それを持ってきたバックにつめる
ついでに綺麗な宝石も、ね？
狼は貪欲なんだ
これぐらいいいじゃないか
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夜月ルナ(プロフ) - ありがとぉ〜//// (2019年10月21日 22時) (
レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎ちゃん(プロフ) - ルナちゃんの趣味が良すぎる… (2019年10月21日 20時) (レス) id: b93d197596 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - ありがとう、当初は髪長くてもうちょい女っぽさあったけど、もうなんか完全に私の趣味好みに走った容姿になっちゃったw (2019年10月20日 19時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎ちゃん(プロフ) - んん〜…好きです…ユウキ君の容姿も好きです… (2019年10月20日 18時) (レス) id: b93d197596 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - 許可降りたんですが何故か反映されずに映らなかったんで、リンクを張りました。ご指摘ありがとうございました！ (2019年10月20日 12時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜月ルナ | 作成日時：2019年10月18日 22時
