第11話 タメ口で、な？ ページ12
(引き続きknさんside)
ﾕｳｷ「ご、ごめんなさい！あの、首大丈夫ですか？」
あのゾムを心配するやつを久しぶりに見た気がする(遠い目)
ｿﾞﾑ「あぁ、ちょっと引っ掻かれたくらいの傷大丈夫やって...それより」
ゾムがユウキの掌にそっと触れる
その手からはドクドクと血が流れていた
訓練用の木製とはいえ、尖ってはいるのだからあの勢いだと斬れる...
俺もショッピくんに容赦なくやられて結構あのナイフで切り傷が出来るからな
ｿﾞﾑ「お前の方が傷深いやん、ほれ、医務室行くで」
ﾕｳｷ「いや、大丈夫で.....ちょっと、ゾムさん！？」
ムッとした顔でゾムがユウキの腕を引いて訓練所から出ていった
アイツ...なんや、ユウキにえらい構うな...
ｴｰﾐｰﾙ「珍しいですねぇ〜、ゾムさんがあんな顔するの」
ｺﾈｼﾏ「やなー」
アイツ、もしかして...まぁエエか
ｺﾈｼﾏ「独り占めは絶対許さへんし....」ﾎﾞｿｯ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ユウキside
半場強制的に医務室に連れてこられ、とりあえずの包帯を巻いてもらった
しんぺい「大丈夫？包帯キツくない〜？」
ﾕｳｷ「はい、それに別にこれくらい痛くもないので、なんか包帯が勿体無いくらいです」ｸｽ
しんぺい「もぉ、自分は大事にしなよ？あ、俺ちょっと医務室開けるけど、あれだったらゆっくりしててねー」
医務室かた去っていったしんぺいさんに降った手を下ろして
そっと隣のゾムさんを見る
ｿﾞﾑ「.....なぁ」
ﾕｳｷ「なんですか？ゾムさん」
ｿﾞﾑ「お前、なんで避けずに手で受け止めたん？」
ﾕｳｷ「最初の一撃でスピードが桁違いって思ったので、あれが最善だなって」
ｿﾞﾑ「お前はさ、死 ぬのが怖いとかないん？」
少々苦しいところを突かれ、少し、悩む
ﾕｳｷ「俺は、死 にたかったですから」
ｿﾞﾑ「捨てられたからか、自分を買った男に」
ﾕｳｷ「それもきっとあったんでしょうけど、きっと」
自分を依存させた●●様が
ﾕｳｷ「あの人が、本当に怨むべき相手である事を実感したから」
命を捧げるような、相手でないことを
ｿﾞﾑ「自分を壊さんとわからんかったんか」
ﾕｳｷ「...そうですね」
ｿﾞﾑ「そっかぁ...まぁあれやな、ここにはお前がタメ口で話せば殴るヤツも、酷い行為するヤツもおらんからさ」
にっこりと微笑まれる
ｿﾞﾑ「まずは、タメ口で、な？」
ｿﾞﾑ「ゾムって、呼んでや」
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夜月ルナ(プロフ) - ありがとぉ〜//// (2019年10月21日 22時) (
レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎ちゃん(プロフ) - ルナちゃんの趣味が良すぎる… (2019年10月21日 20時) (レス) id: b93d197596 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - ありがとう、当初は髪長くてもうちょい女っぽさあったけど、もうなんか完全に私の趣味好みに走った容姿になっちゃったw (2019年10月20日 19時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎ちゃん(プロフ) - んん〜…好きです…ユウキ君の容姿も好きです… (2019年10月20日 18時) (レス) id: b93d197596 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - 許可降りたんですが何故か反映されずに映らなかったんで、リンクを張りました。ご指摘ありがとうございました！ (2019年10月20日 12時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜月ルナ | 作成日時：2019年10月18日 22時
