お決まりのアレ(2) ページ9
「立花さぁぁん！！！無事ですか！！！」
バーン！！
思いっきり扉を開ける
立花さんは…！！大丈夫だ。ていうか私本体もすやすや寝てる
「起きてください。起きて」
私の体をゆさゆさ揺すると、不機嫌そうに私は起き上がった
「なに…眠い」
「早く起きてってば！」
小声で伝えなきゃ立花さんが起きちゃう…
「はぁ、なんであんたに起こされなきゃなんないの…」
「いいから！！」
「うざい……あれ、この部屋…」
「お目覚めですか」
「…！！！監督と、Aの、部屋…」
「……もしかして真澄くん？」
「そうだけど…あれ、俺が俺じゃない」
「とりあえず来て…！」
急いで真澄くん(?)を部屋から追い出して至さんと合流しなきゃ…
「ねぇ、あんた誰」
「外見は至さんだけど中身はAです」
「なんで俺、あんたになってんの」
「さあね？私もなりたくて至さんになったわけじゃないし」
「ちょっとA、聞き捨てならないんだけど？」
「あっらいったるさーーん！真澄くん確保しましたよ！！」
「なんか、違和感しかない。一成がテンション低い」
「だから俺にあのテンションは無理だって…ハイハイテンアゲテンアゲ〜」
至さんは一成くんをなんだと…じゃなくて
「とりあえず談話室の方に行きましょうか」
「ハァ…俺早起きしたせいで眠い…あ、スマホ俺の部屋に置きっぱだ。取りに行
「ハーイ頑張って起きましょうねー。あとスマホは後で！！」
…はいはい」
あれ、談話室から微かに話し声が聞こえてくる
ガチャ
「あ！真澄くんだ！ん？いや、真澄くん本体だ？」
「あ、おっはよーん！」
「真澄のテンションが高い…まって、笑いそう」
「あ、綴くんもいたんだ！」
「なんか朝起きたらやけにテンション高い真澄がいて…悪夢かと思った、ほんとに」
「てことは、真澄くんの中身は一成くんか！」
「せいかーい！てかなんで俺まっすーになってんの？てかてか！いたるん話し方ちょーヤベー！もしかしてAちゃん？」
「そうそう！外見が至さんだと違和感はんぱないね〜…このかっこで女の子ナンパしてこようかな」
「は？ちょっと、やめろA」
「冗談です〜！！一成くんに怖い顔させないで！全国の一成ファンが泣きますよ！」
「はぁ…うるさい…騒がしい…」
「ていうかまっす〜ラッキーじゃね？身体Aちゃんになってんだよー？！」
「別に。俺カントクにしか興味ない」
「なんかちょっと傷ついた」
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香(プロフ) - Ryo Inoさん» わぁぁコメントありがとうございます！！そう言って頂けて嬉しいです！頑張ります〜♪ (2017年10月24日 11時) (
レス) id: fe8af6d31f (このIDを非表示/違反報告)
Ryo Ino(プロフ) - この作品とても面白くて好きです！これからも更新頑張ってください！！ (2017年10月24日 3時) (レス) id: 6f1e17abd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：香 | 作成日時：2017年8月14日 20時
