ある日の午後(3) ページ14
こうなったら意地でも至さんに謝りたくない。
ていうか仲直りってなんだろう？
「A」
「わぁ！！あ、至さん…」
「なんで逃げるの」
至さんが私に詰め寄ってくる
「いえ、べつに…」
「別にじゃないでしょ、止まって。永遠に朝ごはんカレーとか俺カレー恐怖症になる」
「それもそうですけど…！！」
「仲直り。」
至さんが手を出してきた。
「？？？？」
とりあえず握った。
「これでいいのかな」
「いや、知りませんよ…」
「明日になれば分かるよね。」
結局昨日に戻された。
仲直りってなに？？なにをしたら仲直りカウント？？
「戻ってないじゃないですか！！」
「なんでだろうね。三回目の朝カレーだ！」
「朝カレーだ！じゃないです！！あーーもうやだ！！こうなったのも至さんのせいです」
「俺なんもしてないのにな」
「そんなんだから仲直りなんて簡単なこともできないんです！」
至さん外見は大人だけど中身ぜっったいガキだ！！
「じゃあ仲直りのちゅーする？」
「………はい？」
ふざけてるのかこの人は。１回豆腐の角に頭をぶつけてみるといいと思う。
「ふざけないでください嫌ですよファーストキッスが至さんとかマジ無理」
「そんな拒否しなくても。ていうか、ファーストキスまだだったんだ」
「悪かったですねえ！！！！！！高校ほぼ行ってないんで青春なんてなかったんです！！！！！！」
「そうかそうか。じゃあ俺が初めてになってあげよう」
ずいずいと至さんが顔を近づけてくる。
いやだ！！こんなのは嫌だー！！！
「んぐぐ！！やめて！！至さんやめて！！わ…私が悪かったから…！！！」
至さんが急にピタっと止まった
「俺も…ちょっと大人げなかった。」
「……はい」
「はいってなんだよ」
「その通りだと思って」
「……」
「まあこれで、仲直りですね！また一緒に周回しましょう！」
「そうだね」
やっとAと仲直りができた
わーい
ちゅーは拒否されちゃったけどね。
俺は本気だったのにな〜。
まぁしょうがないか
さーて、イベ周回しますか。
俺とAは2人で部屋に入っていった。
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香(プロフ) - Ryo Inoさん» わぁぁコメントありがとうございます！！そう言って頂けて嬉しいです！頑張ります〜♪ (2017年10月24日 11時) (
レス) id: fe8af6d31f (このIDを非表示/違反報告)
Ryo Ino(プロフ) - この作品とても面白くて好きです！これからも更新頑張ってください！！ (2017年10月24日 3時) (レス) id: 6f1e17abd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：香 | 作成日時：2017年8月14日 20時
