2.命の恩人 ページ2
午後2時頃に突然
「監督ぅー！！」
思いっきり談話室の扉が開いた
「あれ？どうしたのそんな慌てて」
「人が倒れてたんで連れてきたっス！！」
「えっ？！もしかしておんぶしてるその子？大丈夫？！ こっちのソファに寝かせといて！今水持ってくるから！」
「はいっス！」
優しくソファに寝かせられる私
うはぁ…涼しい…
「お水飲めますか？」
「ありがとうございます…」
可愛らしい女性から水を受け取り、ゆっくり飲む
うぁぁ生き返る！！
道端で倒れかけた怪しい奴をわざわざ介抱してくれるなんて…神のようだ…輝いて見える！！
「ごめんなさい突然…すぐ、帰りますんで」
「まだ安静にしておいた方がいいですよ！ゆっくりしてってください」
「そんな…！！ありがとうございます！！」
本当に神だった。お言葉に甘えてもう少しゆっくりさせてもらおう。
「あの…ところでここはどこでしょうか」
「MANKAIカンパニーってご存知ですか？」
「あ、知ってます！1度だけ公演を見に行きましたよ」
最近よく耳にするから、演劇とか柄じゃないけど1度だけ見に行ったことがある。
うん…あの頃は一応外出てたんだよ…
「本当ですか！ありがとうございます！そのMANKAIカンパニーの劇団員用の寮ですよ」
「そうだったんですか…ご迷惑おかけしました…あの、命の恩人のようなあなた方に恩返しをさせていただきたいのですが…」
「えっ、命の恩人？恩返し…？いや、そんな…」
「いえ何かさせてください！！！引きこもりの私でよければ何でもします！！えっと、劇団なんですよね？基本裁縫でも料理でもお掃除でも何でもできます！メイクの知識も多少ならありますので…！」
「ほんとですか？！丁度人数が足りなくて…ありがとうございます！！私は立花いづみです。あの、お名前は？」
「新名Aです！」
「劇団員は後々紹介しますので…お家の方は大丈夫ですか？」
「大丈夫です！きっと母も父も喜ぶでしょう…」
「できれば寮にも入ってもらいたいんですが…」
「ぜひ入らせて頂きたいです！」
「よかったー！じゃあ、明日荷物とか持ってきてください！部屋のことは明日決めましょう！LIME交換もしておきましょうよ！ここまでの地図とか送るので！」
「わかりましたー！」
立花さんとLIME交換したあと、地図を見ながら家まで帰った。
やっとお父さんとお母さんに迷惑かけないで済む…！！
……あ、新作ゲームのこと、忘れてた
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香(プロフ) - Ryo Inoさん» わぁぁコメントありがとうございます！！そう言って頂けて嬉しいです！頑張ります〜♪ (2017年10月24日 11時) (
レス) id: fe8af6d31f (このIDを非表示/違反報告)
Ryo Ino(プロフ) - この作品とても面白くて好きです！これからも更新頑張ってください！！ (2017年10月24日 3時) (レス) id: 6f1e17abd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：香 | 作成日時：2017年8月14日 20時
