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第五十話 ページ6

釘崎視点


「そっか···。カナメがね···」

五条先生はそう言った。

「恵は何も知らないんだよね?」

「······あぁ···」

伏黒は俯きながら返事をした。

「······と言うか、虎杖は知ってるのか?」

真希先輩が言った。

「どういう事ですか?」

私は真希先輩に問う。

「だから、宿儺に変わったんなら事情を知ってる筈だろ?」

「確かに···」

「···何はともあれ、カナメに聞くしかないよ」それか宿儺

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伏黒視点


「···」


《仲間なんて!!簡単に言うな!!》

《私は!!いつだってそうだった!!裏切るんだろ!?オマエ達も!!》


あんなカナメは始めて見た。

カナメの事なら何でも知ってると思ってた。

だが、それは自惚れていたんだ。


鬼殺隊にいた頃 まだ付き合っていなかった頃___


言葉足らずな俺に、いつも話し掛けてくれた。

それが、嬉しかった。


いつも優しくて

いつも笑顔で

いつも胡蝶妹(しのぶ)と取り合いをしていた。


___いつの間にか、そんなカナメに惹かれていた。



告白して、返事は“はい”だった。

とても幸せだった。


無惨を倒し、喜びに満ちている時だった___



カァーー!カァーー!


《死ぬな···!しっかりしろ···!カナメ···!》

《義勇さん···ごめん、なさい···》

《カナメ!!》

《愛して···い、ます···義勇さん》

《俺も、愛している。カナメ···》


どうやら、前の戦いで深い傷をおっていたらしく、

そのまま無惨を倒しに来たらしい。



「···」


俺は、カナメの恋人で良いのだろうか···。

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氷蝶雪(プロフ) - ちょこ様!コメントありがとうございます!今は色々あって更新できない状態ですけど頑張ります! (2021年5月17日 5時) (レス) id: 57ac81cb5f (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - うわぁぁぁめっちゃ好きです!更新頑張ってください!! (2021年5月17日 1時) (レス) id: 719e5dac86 (このIDを非表示/違反報告)
氷蝶雪(プロフ) - kazukitoge1076様!こんな作品を好きになってくださって、ありがとうございます!頑張ります!良かったら氷華の望みも見て貰えると嬉しいです! (2021年1月30日 21時) (レス) id: 57ac81cb5f (このIDを非表示/違反報告)
kazukitoge1706(プロフ) - この作品大好きになりました!氷蝶椿さん、頑張ってください。応援しています!!!! (2021年1月25日 19時) (レス) id: e10d9dfeb2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:氷蝶椿 | 作成日時:2021年1月14日 20時

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