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「こんばんはお姉さん!!」
「...こんばんは」
突然目の前に現れたのはマジシャン風のテンションの高い外国人。彼の部下?いや、同僚?ともかく、関係者ではあるだろう。
「さてここでクイズ、私は誰でしょう!?」
「迎えの方ですかね」
「正解〜!私の名前はゴーゴリ、よろしくね!」
そう言うと彼はまじまじと私を見てくるので大人しく突っ立ていると何故かゴーゴリさんは楽しそうに納得している。
「ドス君が計画を少し変えたいなんて言うから驚いたよ!!でも納得!!」
すごく喋る人だ。でも、話していて感じたのはそれが彼の本当の姿かと言われると少しばかり違う気がするということ。まぁ本人がこの調子ならそれはそれでいいと思うが。
「それは、良かったです」
「なんだろう、ドス君みを感じる!」
「そうですか?」
「そういう処とかね!」
案外楽しい会話であるが、深夜人通りのない処でする会話ではない。仕事は終わったし、自宅も事前に整理してある。まぁ、突然何処に連れて行かれても平気だろう。
「で、本題の方は?」
「そうだった、失礼失礼。戦場ヶ原さんで合ってるよね?」
「えぇ。あとガハラでいいですよ」
「じゃあガハラさんにはこれから高飛びして貰いまーす!」
「矢張りそうなりますか...」
「ドス君に安全な処に連れて行けって言われたからね!いた仕方なし!」
この都市が危機に晒されるのは明確な事実だ。だからその前に迎えをよこした。それに加えて恐らくドストエフスキーは海外にいる。マフィアですら追えぬ相当な場所に。
「ちなみに、今すぐですか?」
「うーんとね、そう!」
「じゃあ行きますか」
「流石、話が早いね!」
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海柘榴 - うぬん......キッス (2019年5月10日 21時) (レス) id: f0a2653d1b (このIDを非表示/違反報告)
:⊃ - 更新されとるぅ…//// (2018年12月15日 8時) (レス) id: 38b1e7cbab (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - モナカさん» ガハラちゃんクールにかけててよかったです(笑)応援ありがとうございます更新頑張りますー! (2018年10月1日 7時) (レス) id: e315375680 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - 乱歩君大好き人間さん» ありがとうございます!私もガハラちゃん大好きなので嬉しいです! (2018年10月1日 7時) (レス) id: e315375680 (このIDを非表示/違反報告)
モナカ - ガハラさんのクール感すっごいすきです!やっぱもうちょいポートマフィアにいて欲しいけど…更新頑張ってください! (2018年10月1日 0時) (レス) id: 4af8f25fc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蝶々 | 作成日時:2018年9月16日 0時