炎柱の継子はセクハラ常習犯【鬼滅の刃】

セクハラ6回 ページ7

目の前に広がるのは天井まである本棚。見渡す限り本がびっしり並べてある。あ、目が回った。



鬼舞辻「貴様、稀血だな？喰ってやろうと思ったが匂いが濃すぎるな」



A『ひひ、くすぐったいですよ！』


フラフラする私の目の前に目にも止まらぬ速さで来たと思えば首元の匂いをすんすんと嗅がれる。何でそんなに嫌そうな顔するの？毎日湯浴みしてますけど！？



A『私って稀血なんですか？初めて聞きましたよ！？』



鬼舞辻「貴様の血は特殊だからな。鬼にしか分からないだろう」



A『そうなんですね！じゃあもう帰っていいですか？早く帰らないと師範が心配するんで』


上手く話を進め、帰ろうと足を踏み出す。これはいける。話の流れ的に。



鬼舞辻「帰すわけがないだろう。少し喰われろ。」



A『いったああああい！暴力反対！離してよおおおおおおお！』



鬼舞辻「これは素晴らしい！殺すのは勿体ないな」


1人で解決しないで？そういう隠し事はいけないと思うよ？てか本当に痛い。何してくれちゃってんの。血止まらないんですけど！？



A『もう帰っていいですよね？お腹減った』



鬼舞辻「面倒くさい人間だな。敵地で腹が減ったなどと騒ぐ奴が居るか」


何でもいいから帰してよ。師範が足りない。癒しを、私に癒しをくださいよおおおおおお！



A『うわあああん！変なおじちゃんがいじめるよおおおおおお！』



鬼舞辻「それは私の事か？ほら、これをやろう」


スっ と差し出されたのは肉の塊。 何の肉ですか？ と聞くと 人間に決まっているだろう と返される。すました顔で言うのやめて！？



A『食べると思ったんですか？あー、怖い怖い』



鬼舞辻「これなら食えるだろう。今から会議を行う。貴様は黙って私の横に居ろ。言葉を発したら首を飛ばす」


口に突っ込まれた柏餅を咀嚼しながら頷く。せめて葉っぱは取ってほしかったな。て言うかこの柏餅どこから出したの？









☼☼☼作者から☼☼☼
順位が上がってる！いやぁ嬉しいです！今日はあと1話くらい更新しようと思います！
作者は累結構好きなので下弦の鬼も登場させようかなと思います。名前よく分からないけど…。
ここで書きたいこと毎回忘れるんですよね、今度からメモする事にします。
次の話はみんな大好きパワハラ会議です！お楽しみに！

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