炎柱の継子はセクハラ常習犯【鬼滅の刃】

セクハラ2回 ページ3

隊服が破れるんじゃないかと思う程早く着替えて師範の元に向かう。襖を開けると師範が目の前に立っていた。



A『ちっ、近い！』


想像以上に近くに居た師範を見上げるとじっと私を見ていた。炎のような瞳に吸い込まれそう。いや、吸い込まれたい！



杏寿郎「そんな格好で行くのか？」



A『いつもと同じですよ！どこか変ですか？』



杏寿郎「ボタンを掛け違えているぞ。嫁入り前なのだから無闇に肌を晒してはいけないだろう」


少し怒ったように言うと服のボタンを外される。今の状況を理解した私はゆでダコのように顔が赤くなる。



A『し、師範！自分で出来ますよ！？』



杏寿郎「急ぐとまた掛け違えるかもしれないだろう！」


恥ずかしさで涙目になっていると私を見た師範の目が一瞬ギラリと光ったような気がした。さては師範、むっつりすけべとやらだな？



杏寿郎「このままでは遅刻してしまう。今日は走るぞ！」


気味が悪い笑みを浮かべる私にデコピンをして先に部屋を出る。軽くやったつもりかもしれないですけど額が割れそうな程痛いですからね！？



杏寿郎「俺に着いてこれるようになったとは…。感心したぞ！」



A『師範がスピードを緩めてくれたおかげですよ！』


よしよしと頭を撫でてくれる師範に笑いかける。あんなに走ったのに少しも息切れしてないなんて素敵！



不死川「何だァ、煉獄。ちんちくりんも連れてきたのかよォ」



A『不死川さあぁぁぁん！今日もスケベですねぇ！眼福眼福！』


不死川さんの胸元に飛び込むと甘い香りがした。直に感じる胸筋を堪能していると首根っこを掴まれ、思いっきり引かれる。



A『伊黒さん！今日も可愛らしいですね！鏑丸も可愛い！』



伊黒「何故お前は誰にでも抱き着く。大体お前は危機感が足りなさすぎる。そんな事をして襲われてもその細い体では抵抗出来ないだろう」


ネチネチと説教をする伊黒さん。私の事を心配して言ってくれてるのが分かるからニコニコしてたら同じ所にデコピンされた。これ絶対たんこぶ出来るよ。



☼☼☼作者から☼☼☼
夢主ちゃんは煉獄さんの継子繋がりで蜜璃ちゃんと特に仲がいいです！だから考え方も似てるしキュンキュンしちゃう所も似てます。これから柱の皆さんとどう絡ませていくか考え中です。夢主ちゃんと○○のどんな絡みがみたいか教えてください！

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