トリップしてきた夢女子、愛されすぎて困ってます ２

47.キュン死にさせに来てる ページ11

Aside


黒羽「なあ、それ一口くれよ！」



A『いいよー！』



はぁ…、幸せ。なんだこの時間は…！




黒羽「うまー！なぁ、A。今度開催される宝石展の目玉の宝石盗みに行くから見に来てくれよな！」


安室さんに聞こえないようにこそっと耳打ちをする快斗。ちょ、懐かしいそのこそこそ話のやり方。



A『あー、あの園子ちゃんのとこの鈴木財閥主催の宝石展か！確か白鳥の涙だっけ？あのブルーサファイア綺麗だよね！もちろん行くよ！』




黒羽「そうそう！今までの中で一番本物に近いんだよな…。特別なショーを見せてやるよ！って青子から電話だ、悪ぃ。出てくるわ。」




A『いってらっしゃい！』



ありゃ快斗は尻に敷かれるタイプだな。青子ちゃんに会ってみたいな。あの二人ほんとに夫婦だよね。会話してる所生で見たいんだよ！




安室「だらしない顔ですね」




A『むっ、ひどい！末期だから仕方ないんです！』



安室「全く、相変わらず変な人だ」


そう言い私の頭を優しく撫でて厨房に戻って行った安室さん。JK達の視線が痛いんだが！？



黒羽「青子に呼び出されたから帰るわ。ごめんな。会計はさっきやっといたから。また連絡する。今度はどっか行ってデートしような！」



子供っぽく笑ったと思ったら流れるような動作で私の頬を撫で、ちゅっと軽いリップ音を立ててキスをするとじっと私を見つめ微笑んで「じゃあな」と言って帰って行った。



A『な…、私の最推しが本気でキュン死にさせに来てる…！』




榎本「Aちゃん大丈夫？ぼーっとしてどうしたの？」



放心状態の私を心配して顔を覗き込んでくる梓ちゃん。今の誰にも見られてなくて良かった…。



A『あ、梓ちゃん！大丈夫だよ！心配してくれてありがとう！』




榎本「もう！友達なんだから当たり前でしょ！」



ぷりぷりと怒った仕草をしながら言う梓ちゃん。控えめに言って天使。男だったら完全に惚れてるよ。『ありがとう』とお礼を言い、お客さんに呼ばれて離れていった梓ちゃんを見送ってごちそうさまでしたと言いポアロを後にする。




A『やっと秀ちゃんに会える！もう何があっても帰る！』








-------作者から-------
更新サボっちゃってすいません！来年のコナンの映画の 紺青の拳 楽しみすぎる…。快斗推しにはたまらんです！新蘭も観れそうだし園子と京極さんのラブラブも観たいしアーサー平井？も気になるw

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