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夢 4 ページ46

「A、愛してる」





『私も愛してます!零さん』





初めて下の名前で呼んだ。すごく緊張した。すると彼は今までに無いくらい優しく、愛しい人を見る目で私を見ると両手で私の頬を包み込み唇が触れるだけのキスをした。そしてもう一度優しい目で私を見ると「また明日」と言い残し車に乗り込み去って行った。
きっと、私か頭の整理が出来ていないのを知っての事だろう。今、あったことは夢なのかと思ったが左手の薬指を見るときらめく指輪が…。


その日はなかなか寝つけなかった。





翌朝の10時過ぎ、インターホンが鳴ったのでドアを開けると愛しい彼の姿が。「迎えに来た」と言い私を優しく抱きしめた。



引越しの準備が終わり、業者の人に必要な家具などを任せて必要な荷物を持った私は住み慣れたアパートとお隣さん、大家さんにお別れをして車に乗り込んだ。
家の周りの景色ももう見なくなるのかと思いながら外を見ていると彼の住むアパートに着いた。とても大きい部屋だ。大好きな彼と今日から一緒に暮らせるのかと思うと嬉しさでいっぱいになった。





数年後、私達は結婚した。零さんは家に帰って来ない日もあった。大怪我をして帰って来た日もあった。でも彼は疲れているはずなのに真っ先に私を抱きしめ「寂しい思いをさせてすまない」と言い抱きしめてくれる。目の下にはいつも濃い隈を作ってくる。心配そうに彼を見つめると「俺は大丈夫だ。いつも待っててくれてありがとう」と力無く笑う。





今日は零さんは休み。有給をとってくれたらしい。どこか行きたい所はあるかと聞かれたが家でゆっくりしたいと言った。





「あの時、俺の事も幸せにするって言ってくれたよな。あの時のAは可愛かったな。今も可愛けどな。」




ふと、思い出したように、懐かしそうに目を細めて言う零さん。





『あ、あれは必死で…!』






「はは、分かっている。」





『もう!からかわないでよ!』





他愛もない話をしては2人で笑い合う。あぁ、私は幸せだ。あなたに出会えて本当に良かった。愛する人とこんな幸せな時間がすごせるのだのだから。



番外編・END




どうでしたか!?なんかどっかで読んだぞって思ったら教えてください。作者まだ高校生でこんな熱烈な告白されたことないのでこんな感じなのかなって思いました笑 本編はまた更新再開します!

【作者の雑談】11月7日→←夢 3



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ばなな( ?)バナナ(プロフ) - 名前南みなみになって死んだ笑笑笑 (2023年4月29日 23時) (レス) @page7 id: 0b7a4ff9a1 (このIDを非表示/違反報告)
ことぅーげ(プロフ) - れんすけさん» 確かに・・・!この小説は80%がギャグで超小声で話してる設定ですので大丈夫です! (2018年12月21日 15時) (レス) id: b537020977 (このIDを非表示/違反報告)
れんすけ - 18話のことなんですが、黒の組織の前で降谷さんって呼んでるんですか...?もしそれならまずいですよ(真顔) (2018年12月20日 18時) (レス) id: 4bd8d4113b (このIDを非表示/違反報告)
ことぅーげ(プロフ) - 瑠威さん» ご指摘ありがとうございます!更新頑張ります! (2018年10月29日 10時) (レス) id: b537020977 (このIDを非表示/違反報告)
瑠威(プロフ) - 31話の「過保護で」が「過保護て」になってますよ!あと、更新頑張ってください! (2018年10月29日 9時) (レス) id: 34284344ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ことぅーげ | 作成日時:2018年5月27日 12時

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