トリップしてきた夢女子、愛されすぎて困ってます

19.降谷さんは子犬ちゃん ページ21

Aside

ただいまバーボンの車の中です。憧れのRX-7に乗れたこととすぐ横に運転をしている降谷さんが居ることに興奮しまくりです。かっこよすぎる。








降谷「何をそんなに見ているんだ。俺の顔になんかついてるか？」






あ、降谷さんに戻った。かっこいいです。横目で見てるつもりだったけどガン見してたみたいです。








A『いや、何もついてないです！って、それじゃのっぺらぼうやないかーい！』





だめだ。テンション上がりすぎてノリツッコミしちゃったよ。降谷さんの方見たらめっちゃ引いてた。悲しいです。








A『今のは何でもないです。気にしないでください』








降谷「ぶっ、なんだそれ。Aって面白いな」





うおおおおお、なんだその無邪気な笑顔は。私を殺す気か！！





降谷「ところでジンとはどういう関係なんだ？恋人か？」





いや、表情の切り替え早すぎだろ。急に真顔で聞かないで怖い。








A『実はジンに一目惚れしちゃって』







降谷「は？」





予想外の答えだったのか目を丸くする降谷さん。可愛いです。





A『あの綺麗でさらさらな銀色の髪と鋭い目付きがかっこよくて』







降谷「珍しいな。普通の人はジンを見たら眼力にやられて逃げ出すくらいなんだけどな」







A『確かにそうかもしれないけどなんて言うのかなとにかくジンを見た時にあ、好きって思ったんですよね』







降谷「そうなのか。まぁ、ジンもAの事気に入ってるようだからな。だが俺もAと仲良くなりたい。だから俺のことは零と呼べ。あと敬語もやめろ」







A『零さん』







降谷「だめだ」




拒否権無しなの！？命令なの？急に呼び捨ては恥ずかしいです無理です。






A『れ、零くん/////』






降谷「っ！」







あったかい。今日めっちゃ強く抱き締められてます。








降谷「そういう表情はあまりしない方がいいぞ。男はみんな狼なんだから」






それあなたが言いますか？ていうか運転しなくていいんですか？事故ったとか笑えないからね！？







A『く、苦しい。運転しなくて大丈夫なの！？』







降谷「もう着いた」






A『はやっ！いつの間に…』






降谷「5分程前だ。」






なんで言ってくれなかったの？って聞いたらもっと一緒に居たかったって。しんどい。全国の零くんファンの方。ほんとにすいません。

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